iPhoneからオーディオに出力する Wi-Fi使えば簡単
注:本文中の料金はいずれも税別です。
スマホの音楽をヘッドフォンだけでなく、自宅のオーディオでも聴きたいと思う人は多いでしょう。
最もお手軽にするならば、スマホのヘッドフォン端子とオーディオの外部入力(AUXまたはライン入力)をケーブルでつなぐことです。
こうやって、オーディオの入力を外部入力に切り替えて、スマホ側で音楽を再生すれば、スマホの音楽を聴くことができます。
このとき大事なことは、スマホの音量をなるべく大きくして、オーディオ側で音量調節をすることです。
その理由は、ヘッドフォンの出力を使っているので、スマホの音量が小さいと相対的にノイズが多くなるので、
オーディオで音量を大きくしたときノイズも大きくなって、音質に満足できないからです。
音源となるスマホの音量を極力大きくして、オーディオ側で音量を調節するのが良いのです。
より音質を良くしたいと思ったら、オーディオに入る音をデジタルにするのが良いです。
つまりデジタル入力を備えたオーディオを使うことです。
こうすることで、スマホが持っているデジタルデータをオーディオに送り、オーディオがデジタル信号から耳に聞こえるアナログ信号に変換するため、
音質が良くなります。このデジタル信号をアナログ信号に変換する機能をDACといい、これがオーディオだとスマホよりも性能が高いというわけです。
もともとスマホは、特定の機種を除いては音質重視で作られていませんので、スマホが出力する音はオーディオよりも劣るケースがほとんどなのです。
スマホとオーディオをケーブルでつなぐと、どうしても不便になります。
それは、ケーブルの長さの範囲にスマホを置かないといけないからです。
家の中にいたって、スマホは自由に持ち運びたいですから、これはかなり不便です。
もちろん、音楽再生専用にiPodや古いスマホがあればそれを使えば良いのですが、
それだとしても、音楽を切り替えたりするのに、いちいちオーディオのそばまで行くのは面倒なものです。
それを簡単にしてくれるのが、アップルが提供している「Air Mac Express(エアー・マック・エクスプレス」です。
Air Mac Expressは無線LAN装置ですが、オーディオへの出力機能も持っています。
iPhoneとはWi-Fiでつながり、オーディオにも出力してくれます。Air Play(エア・プレイ)と呼ばれています。
このとき、デジタル端子でつながったオーディオならデジタル信号で、そうでないならアナログ信号で出力するという優れものです。
このAir Mac Expressはアップルストアで買うと9,800円ですが、メルカリなどでは旧モデルの中古が2,000円ほどから買えます。
iPhoneユーザーは試してみると良いですよ。
そのとき買うべきAir Mac Expressは、MC414J/A(モデル番号 A1392)です。お間違えなく。
形は同じでも、新しい方が新しいWi-Fi規格に対応しているので良いのです。
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