iPhoneを安く使う　端末に応じてSIMを選ぶことが大事

大手の携帯電話の料金体系

大手の携帯電話会社、ドコモ・au・ソフトバンクですが、
この3社でiPhoneを契約すると、ほぼ似た感じの
料金になります。

　通話し放題　2,700円
　データ通信料(2GB)　3,500円
　ネット接続料　300円
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　合計　6,500円

これが基本です。

通話し放題は国内の固定電話・携帯電話であれば、
どれだけかけても定額というものです。

ほとんど通話しない人にとって、
月額2,700円は無駄になります。

そういう人は、通話の最初5分間なら無料になる、
かけ放題ライトを選ぶと月額1,700円に
することができます。

それでも1,700円必要なんですね。
電話をしない人にとってはここが引っかかる
点ですね。

あとは、2GBでなく1GBの契約にできます。
ただし、端末代金のサポートが付けられないなど
制約もあるので、

端末を一緒に買うと、かえって高くなる
ケースがあります。

大手の携帯電話では、端末をセットで買うことで
端末代金も安くなるサービスなので、
端末を組み合わせないとかなり割損です。

次にデータ通信料金ですが、
　2GB　3,500円
　5GB　5,000円
　20GB 6,000円
などとなっています。

5GBが5,000円なのに、1,000円プラスして
6,000円になるとデータ通信量が4倍の
20GBにもなるのです。

いびつな感じがしますが、
1社がはじめたので他社が追随して
横並びの料金となっています。

スマホで動画を見る人が増える中、
大容量のデータ通信量を安く提供する
必要性があるのですね。

iPhoneがあれば格安で使うことができる

これに対し、大手の携帯電話会社で
契約したiPhoneや中古で買った大手携帯電話会社の
iPhoneなら、簡単に格安にすることができます。

3月にソフトバンクも格安SIMを提供するようになり、
ドコモ・au・ソフトアンクのどの会社のiPhoneでも
格安SIMに差し替えることで安くなります。

ただし、ソフトバンクだけは通話のサービスが
ないので、電話番号を持って行くことができません。
また、SMSもありません。

これはとても残念なのですが、ソフトバンクが
渋々格安SIMの提供をしたことがうかがい知れます。

ドコモもauも、通話とデータ通信の両方を
解放しているので、電話番号ごと格安に移ることが
できます。

ソフトバンクはそれを許していないのです。

どこの携帯電話会社のiPhoneかによって、
使うことのできる電波に制限があります。

次の組み合わせで使わないといけませんので、
間違えないようにしてください。

一番数が少ないのがソフトバンクです。

ソフトバンクのiPhone

ソフトバンクは、U-mobile[S]が利用できます。
U-mobile[S]のSはソフトバンクの意味です。

ソフトバンクの格安SIMはデータ通信しか
利用できませんので、

通話をしたい場合は、LINE Outなどを利用して
一般の電話や携帯電話に電話します。

LINE OUTとは、LINEのアプリを使った通話をしますが、
LINEのアプリに通話料金をあらかじめ入れておくことで、
通常の通話ができるようになります。

LINEは無料通話でも高品質の通話ができますが、
LINE OUTでも同様です。

注意点は、長時間電話するほどデータ通信量を
消費しますので、通話をたくさんする可能性が
ある場合は、

その分、少し大目のデータ通信量の契約をしておきます。
通話なので、何GBも使うことはありません。

auのiPhone

次にauですが、auは
　UQモバイル
　マイネオ[a]
の2社のみ利用できます。

UQモバイルはauの子会社なので、auのiPhoneを持って
移行する場合は、割引のメリットを受けられないので、

当初2年間は他社から乗り換えた場合に比べて、
月額1,000円が割高となります。

ですので、UQモバイルは格安スマホとはやや別に
考えた方が良いでしょう。

お持ちのauのiPhoneを生かすなら、
マイネオを利用しましょう。

マイネオにはドコモ回線とau回線の両方がありますので、
必ずau回線を契約してください。

SIMロックされているauの端末にドコモのSIMを
入れても動作しません。ご注意ください。

ドコモのiPhone

最後にドコモのiPhoneですが、
ドコモのiPhoneに対応した格安SIMはたくさんあります。

マイネオ[D]
楽天モバイル
UQモバイル
LINEモバイル
フリーテル
もしもシークス
ビッグローブ
Bic
IIJ Mio
DTI
U-mobile
などです。

この中から選んで決めるのですが、
料金的にはドコモ似たり寄ったりの値段差ですので、

目的を絞って行くことが大切です。

目的とは
・とにかく安くしたい
・大容量の契約をしたい
・高速な通信が欲しい
といったものです。

とにかく安くしたいということであれば、
LINEモバイルやもしもシークスが魅力的です。

一方大容量の契約をしたいのであれば、
ビッグローブの20GBや30GBがありますし、

あるいは、U-mobileの容量無制限を選ぶ手も
あります。

容量の面から見ると、無制限の方が良いに決まっていますが、
容量が無制限の場合、通信スピードが抑えられている
現状があります。

実際、U-mobileの通信速度はどちらかというと
遅い方に分類されます。

それでも、使い放題にメリットを感じるなら
U-mobileが生きてきます。

通信速度を求めたい場合は、
実測値で高速といわれているのが、
フリーテル・楽天モバイル・LINEモバイルです。

こういった選び方をすると良いでしょう。

SIMフリーiPhoneなら格安運用は可能

SIMフリーiPhoneとは、アップルストアで買った
iPhoneか

もしくは大手携帯電話会社で買った、
iPhone6sかiPhone7で
SIMフリーの手続きをしたもの、をいいます。

SIMフリーの手続きをするには、契約から
6ヶ月以上経過していることが必要です。

こういったSIMフリーのiPhoneは基本的に
どこのSIMを使っても動作しますので、
自分の好きなものを選ぶことができます。