ソフトバンクの格安SIM SMSがないことが最大の弱点
スマホ案内人のリョウです。
2017年の3月に、ソフトバンク回線を使った
格安SIMがようやく登場しました。
扱っているのは、U-mobileです。
僕は長らくソフトバンクユーザーでしたが、
格安SIMが出ないので、
業を煮やしてドコモのiPhoneを買い、
ドコモの格安SIMでiPhoneを格安で使い始めたのです。
ドコモ回線のiPhone5sを中古で買い、
ソフトバンクに解約手数料を払って
サヨナラしたのでした。
その結果、月額料金は7,500円から2,000円に
下がったのです(端末代金は除きます)。
解約手数料は約1万円払いましたし、
MNP手数料も3,000円ほど必要でした。
でも、そんなマイナスなど、下げた月額料金5,500円を考えると、
端末代金も含めても、半年あれば回収できちゃうんです。
大手の携帯電話から、格安スマホに
変えてしまえばなんてことはないです。
ソフトバンク時代は高かったな〜
という印象だけ残ってます。
ソフトバンクは日本にiPhoneを普及させた
功労者と思っていますが、それでも料金は
高すぎますね。
思い切って変えてみることは大事ですね。
そんな私の経験も踏まえ、今はもっとiPhoneを安く
使う選択肢は増えています。
それをご紹介しましょう!
ソフトバンクの格安SIMの登場
2017年の春になって、ようやくソフトバンクも重い腰を上げ、
格安SIMの提供となりました。
これも重い腰を上げたというより、日本無線ががんばって
要望し続けたからですね。
外圧に押されて、ソフトバンクも渋々格安SIMを出してくれた、
そんなところです。
「渋々」と書いているのは、そう思いたくなるような
ソフトバンクの対応になっており、
ユーザーとしては、素直に喜べないところがあります。
それは、「データ通信用SIMだけ」提供していることです。
通常のSIMは、次の3つのサービスが提供されます。
・通話
・SMS(電話番号でやりとりできるメッセージ機能)
・データ通信
通話とは、090/080/070ではじまる電話番号をもらって、
通話回線を使った通話をすることです。
いわゆる普通の携帯電話ってことです。
これが提供されていないのです。
そして、それに伴いSMSも提供されていません。
SMSは、電話番号だけでメッセージがやりとりできる機能で、
ガラケーの時代には重要なメッセージ機能でした。
スマホになると不要かというとそうではありません。
このSMSは、端末を認証するためによく使われています。
LINEのアカウントをとるために必要ですし、
(電話番号またはSMSが必要です)
GoogleやFacebook、アップルなど、アカウントが
乗っ取りされないように、このSMSに連絡することで
本人確認する安全策に使っているのです。
ですので、最近はメッセージ交換機能よりも、
安全性を強化する意味で、SMSが使われているのです。
認証のためにSMSで特別な数字を受け取り、
それをスマホから入力することで、
確認をするという仕組みです。
この機能も使えません。
それで、結局ソフトバンクの格安SIMで
何ができるかというとデータ通信です。
データ通信はスマホで最も使う機能なので
その機能が提供されたことはすごくいいのです。
ただ、通話やSMSが使えないことにより、
今使っているスマホをそのままソフトバンクのSIMで
安くすることは難しいのです。
ソフトバンクの格安SIMの使い方
では、データ通信しか使えない、ソフトバンクの格安SIMは
どう使えば良いでしょうか?
このSIMを提供しているU-mobileのサイトを見ると、
「あこがれの2台持ちに」といったことが書かれています。
この意味は、電話番号、SMS、データ通信の3つが
揃わないので、メインに使うスマホとしては
使えないので、
2台目のスマホとして使いましょう、という提案です。
上で解説したように、通話機能はデータ通信を使って
代用することができますが、
SMSだけはどうしても代用できません。
これによる最も身近なデメリットは、
「LINEを使えないこと」
です。
LINEは、新規にアカウントを作るときも、
他の端末から新端末に乗り換えるときも、
電話番号またはSMSの番号が必要です。
これがないと、LINEを使うことができません。
データ通信だけでは、LINEは使えないということです。
ソフトバンクの格安SIMはデータ通信しかないので、
LINEは使えないということになります。
残念ですね。
SMSはこの本体に持っていなくても、
別の端末で使えたら良いので、
結局SMSを持つために別の端末が必要になるのです。
そう割り切って2台目のマシンとして使うなど
データ通信だけで使うマシンとして使うしかないです。
そうはいっても、ソフトバンクのiPhoneは
たくさん流通していますから、
それが利用できるのはとても嬉しいですね。
自宅に眠っている旧機種や中古で流通している
ソフトバンクの安いiPhoneを買ってくれば、
ソフトバンクの格安SIMを組み合わせて使えるのです。
データ通信だけで通話する方法
通話ができないことに対しては、
データ通信だけでも通話はできるので
対処は可能です。
LINEが使える場合は、LINEアウトという機能を
使います。
ただ、上に書いたようにSMSが使えない結果、
LINEの新規アカウントが取得できない人には、
LINEアウト自体が使えません。
そこで、スカイプといった昔からある通話アプリか、
楽天が提供するViber(バイバー)などを利用して
解決することができます。
このようなタイプの通話アプリは事前に
使いたい料金をクレジットとして入れておきます。
これはアプリの中で支払いができます。
iPhoneの場合は、AppStoreで支払いができる人は
簡単にクレジットの購入ができます。
使った分だけどんどんチャリンチャリンお金が
引き落とされるのではなく、事前に入れた
金額しか通話できないので安心です。
通話料金も携帯電話に対して、相当安いです。
国際電話も低価格でできるのが魅力です。
スカイプの場合ですが、
日本国内の携帯電話への通話:10.8円/分
日本国内の固定電話への通話:2.26円/分
です。
通話SIMを契約して話すよりも、
携帯電話への料金は、約1/4、
固定電話への料金は、約1/20
といった安さです。
ただし、LINEアウト、スカイプ、バイバーともに
緊急通報(110/119番)、天気予報(104)などの
3桁の番号にはかけられません。
これが最大の違いです。
ご注意ください。
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