誰でもできる! 格安スマホで月額料金を安くする方法
注:本文中の料金はいずれも税別です。
スマホ案内人のリョウです。
格安スマホは安いのですが、安いのには理由があります。
・大手携帯電話会社から回線を借りていて回線の設備が不要
・店舗を持たないため店舗運営にお金がかからない
というのがもっとも大きな理由です。
大手携帯電話会社から回線を借りていることや店舗を持たないことで、固定費を極力安くできるという点がコストを安くできる最大の利点なのです。
ところがこの結果、通信回線が遅いときがある、契約したいけれどネットでしか契約できないので難しい、といった不満も聞かれるのです。
そういった不満を乗り越えられた人は、価格の安さというメリットを受けられます。
ただですね、ネットで注文するのは面倒に思えますが、見るべきポイントを知ってしまえば難しいことはありません。
大手携帯電話会社も格安スマホも料金体系がやや複雑にしているところがありますので、単純な比較が難しいところがあります。
どこが難しいかといえば、
・端末代金が無料または割引されている
・1年目と2年目、3年目以降で料金が違う
・データ量や通話サービスが同じではないので比較しづらい
という点があります。
全部条件が同じだったら比較は簡単ですが、少しでも差別化しようとさまざまなプランが出ている結果、単純な比較が難しいのです。
じゃぁ、どうやって比較するかといえば、2年間の総額で考えます。
同じようなプランを2年間ずっと使ったときの総額はどうかで考えるのです。
プランが全く同じではないので必ずしも正確な比較にはならないのですが、料金の問題はだいたい比較できるようになります。
まずデータ通信量を比較するときは、月に3ギガ使えるプランで料金の比較をしましょう。
大手携帯電話会社は2ギガですが、格安スマホはほとんど3ギガを扱っています。
3ギガよりも少量の1ギガや0.5ギガといったプランも存在するのですが、小容量のプランは通信速度が遅いなどの条件がついているものもあり、比較が難しくなります。
ですので、金額の比較をするなら3ギガにしましょう。
もしもう少し大容量のプランを考えている人は、10ギガあたりで比較すると良いでしょう。
通話プランについては、格安スマホでは「通話した分だけ別料金」というのが基本的な考え方です。
ですので、通話がほとんどない人は通話料金がほぼ基本料金だけになりますので、通話にかかる料金は800円ほどとぐっと下がります。
通話の契約をなしにして、通話の基本料期すら払わない方法もあります。
反対に通話の多い人は大手携帯電話会社のかけ放題と比較して割高になる可能性があります。
そこで、格安スマホもかけ放題のプランを用意しています。
それが1回5分までの通話が無料だったり、10分までは無料というプランです。
大手でも国内通話がかけ放題のプラント5分まではかけ放題になるプランがありますが、1回あたりの通話時間に上限を設けて通話料金を安く済ますことができるプランなのです。
電話の頻度が多い人や1回の電話が長い人は、5分かけ放題は必ずしも嬉しくないかもしれません。
というのは意外に5分って短いもんです。
僕の友達が10分かけ放題のサービスを利用していますが、その人から電話がかかってくると、「あっ、一旦切りますね、10分過ぎるんで」といって切られることが多いんですね。
やはり話の腰を折られてしまうというか、事情がわかるだけにやむを得ないのですが、やや寂しいですね。
それなら、LINE電話にする方法もあるし、iPhone同士ならFacetimeで無料通話だってできるのです。
スカイプも同じですね。
これらは同じアプリを使うことが条件になりますので、必ずしもみんなが使えるわけじゃないですが、5分や10分ごとに「一旦切りますね」よりいいかもしれません。
これは電話の長さや電話する相手によってうまく使い分けるといいですね。
まとめますと、格安スマホに乗り換えるときは次のことに気をつけましょう。
・格安スマホの乗り換え先を選ぶときは、単純な月額で比較するのではなく、2年の総額で判断しましょう。
・通話は別料金なので、通話の少ない人は通話料が大幅に安くなります。もしくは通話契約をなくします。
・通話がある程度多い人は、かけ放題のプランに入ることをおすすめします。
以上です。