スマホを安くする! ドコモから乗り換える<後悔しない>方法
注:本文中の料金はいずれも税別です。
スマホ案内人のリョウです。
ドコモのユーザーの中には、とても長期間利用している方が結構いらっしゃいます。
ガラケーの時代から15年も20年の使っているのです。
格安スマホにすると安くなりますよとおすすめしても、「ドコモを離れられないのよね」という人も多いのです。
理由を聞いても、ドコモが好きだからとかポイントがたまっているからとか、そういう理由が多いのです。
とはいえ、格安スマホにするだけで毎月4,000円も5,000円も安くなるとしたら、小さくないですよね?(ホントに)
家族で考えるともっとですよね。
夫婦でドコモを使っていたら、月額8,000円〜1万円、お子さんに高いドコモを利用させていることはないかもしれませんが、4人家族なら2万円ほど安くなることだってあるのです。
「私はドコモでいいの」と思っている人も一考してみると良いでしょう。
ドコモから乗り換えるかどうかの前に、格安スマホにすると本当に安くなるのか見てみましょうね。
ドコモでよくあるプランというのが、月額8,000円ほどのプランの人でしょう。
1ヶ月に使えるデータ通信量が2ギガのプランで、通話し放題の安いプラン(月額1,700円)を付けて、端末代が入ると税込でだいたいこのくらいの金額です。
世の中みんなスマホなのでスマホにしてみたものの、結構な金額になっている人が多いのです。
実際、LINEとわずかの通話しかしない人も多いのですが、毎月8,000円ほども払うことになるのです。
自宅にWi-Fiも設置している場合はもっと無駄が大きくなります。
というのは、Wi-Fiに接続して使う場合には通信料がカウントされないため、ドコモの通信を使う通信量はもっと減ります。
2ギガの契約をしていても、その1/10程度しか使っていない人も多いのです。
僕の義理の母は70代でiPhoneを使っていますが、月に0.2ギガ程度しか使っていません。まさに1/10です。
私の妻も同じくらいです。
そんな少量しか使わないのに月々8,000円は非常にもったいないほどの高額なのです。
多くの人は2年間で端末代金を支払うことになるため、端末代金を支払ったら安くなるのかと思いきや、2年間だけ安くなっているテザリング料金とかそういったサービスがなくなるため、意外と安くなりません。
では、格安スマホに変えたらどのくらい下がるでしょうか?
たとえば、僕が契約しているIIJMioだと、月額2,000円ほどです。
IIJMioでは2ギガの契約がないので、3ギガの契約にします。ドコモで2ギガの契約をしている人なら、利用できる量は1.5倍ですね。
話した分だけ通話料がかかる契約ですので、通話料が別途発生するのですが、実際通話はLINEの無料通話ですみますし、電話をするするケースはほとんどありませんので、かかってもせいぜい100円200円がかかる程度です。
仮に通話料込みで2,500円としても8,000円に比べたら5,500円ほども下がる計算なのです。
端末代金がなければ7,000円ほどだとしても、4,500円の下がるのです。
1年なら54,000円にもなりますし、10年で54万円にもなります。
これだけのお金が浮くなら、海外旅行が何回行けるか!、欲しいものが買える!、毎月飲み会に行ける!などなどそんなことを考えたくなる料金ですよね〜。
ドコモから格安スマホに乗り換えて、「ただ料金が下がるだけ?」という疑問もあるでしょう。
残念ながらそうではありません。捨てなければならないものが2つあります。
1.ドコモが提供しているメールアドレスが使えなくなります。具体的にいうと、「@docomo.ne.jp」が付くメールアドレスは使えなくなります。
2.通信速度が遅くなります。その結果、朝晩、お昼時などみんなが使うときは少し遅く感じることがあります。
ドコモなど携帯電話会社が提供しているメールアドレスは、ガラケー時代には必須だったのですが、スマホ時代にはそれほど重要でありません。
なぜなら、スマホにはアップルやグーグルが提供するメールアドレスがありますし、日々の連絡はLINEを使う人がほとんどだからです。
ですので、ドコモからもらったアドレスはもはや重要な意味を持ちません。
ただ、ガラケーのお友達にメールするときは、ドコモのメアドがあった方が良いのです。
ガラケーでは携帯電話会社のメールアドレスからのメールだけを受信し、それ以外は迷惑メールとしてブロックされるように設定している人も少なくないからです。
これまでは連絡が取れていたのに、スマホのメアドに変えたら届かなくなるので、ガラケーの人には設定を変えてもらわないといけないこともあります。
この辺がやや面倒に感じる場合もあるでしょう。
格安スマホの通信速度は、大手の携帯電話会社の通信速度に比べて遅いです。
混んでない時間帯はほとんど気になることはありませんが、混んでいる時間帯では明らかに通信速度が遅いです。
ドコモの回線だからといって常に高速なわけではありませんが、それでも格安スマホの場合は混雑時には気になるほど遅くなるときがあります。
遅くなると、動画を見たり検索画面を開こうとしたときに遅くなる傾向があります。
ただ、対策はあります。格安スマホの中でも通信速度の速い遅いがありますので、なるべく安定して速い業者を選定することです。
LINEのメッセージなどは非常に小データですので、実質的に遅いと感じることはほとんどありません。
ですので、連絡に困ることはあまりないですので、安心してください。
ドコモは格安スマホができた当初より積極的に格安スマホに回線を貸し出しています。
そのため、格安スマホの中ではもっとも使われる回線となっています。
ドコモを利用している人の中には、ドコモ回線が対応エリアが広く、自分が利用する場所で電波が捕まえやすいという人は、ドコモの電波を使った格安スマホを使うとよいです。
そのとき、ドコモ回線は選択肢がたくさんあるというのがメリットです。
ただ、ドコモ回線を使うといっても、上に書いたようなドコモのメールアドレスを引き継ぐことはできません。
ドコモから乗り換えすると、たとえドコモ回線を使う格安スマホに乗り換えたとしても、ドコモで使っていたメールアドレスは使えなくなります。
メールアドレスはなくなりますが、電話番号は引き継ぐことができます。
これはどこの格安スマホに乗り換えても可能です。
ナンバーポータビリティ(NMP)という仕組みがあるからです。
MNPは電話番号を引き継いでくれて、契約を別の会社にしても問題なく通話ができるのです。
その便利さのためにちょっとだけお金がかかります。
MNPの手続きをして他社に乗り換えるとき、手数料が3,000円程度必要になります。
実は、電話がかかると旧携帯電話会社から新電話会社に転送するということをやっているんですね。
このためのサービス手数料のようなものです。
電話番号を引き継ぐNMPを利用して他社に乗り換えすると、解約が自動で行われるという便利な仕組みがあります。
MNPを利用して新しい携帯電話会社に乗り換えが完了すると、ドコモの契約も自動的に切れるというわけです。
この場合、わざわざドコモに行って解約の手続きをする必要がありません。
これは結構便利です。
ただし、そのためには新しい携帯電話会社との契約の前に、MNP予約番号をドコモから発行してもらうことが必要です。
その予約番号を使って乗り換えるので、乗り換えが完了すると自動的にドコモの契約が解除される仕組みなのです。
1つ注意が必要なのは、MNP予約番号は2週間の有効期限がありますので、予約番号を発行したらすぐに乗り換えの手続きをはじめる必要があります。
電話番号をそのままに乗り換える場合は、MNP予約番号がないと次のスマホの手続きができないのです。
予約番号なしで乗り換えると、新規の電話番号がついてしまいます。
後で引き継ぐためにはもう一度契約し直しになりますので、無駄なお金が発生します。
注意してくださいね。
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