光でスマホを割引する　料金の値引き以外のメリットもポイント

最近は自宅に光回線を引くと、スマホ料金を割引してくれる
というものが多くなりました。

光回線を持っているのは、NTT、KDDI、そしてソフトバンクですので、
それぞれドコモ、au、ソフトバンクのスマホの割引がセットになっています。

この割引ですが、単にスマホの料金が下がるというだけでなく、
自宅に高速な回線を引くということは、スマホを使う上でも
とても有効なのです。

今は光回線のスピードは1Gbpsになりました。
この間までフレッツ光が100Mbpsだったのですが、あっという間に各社とも
10倍の1Gbps（下り）になったのです。

自宅のネットが速いと何がいいのでしょうか？

自宅に帰ったら、スマホは自宅のWi-Fiを経由してインターネットに
接続していますでしょうか？
こうすることで、3つの「お得」が手に入ります。

（１）通信が高速になるので動画もサクサク観られてお得
（２）パケット代が少なくできるのでお得
（３）スマホ代金が割り引きできてお得

どういうことか、ひとつずつ解説しましょう。

今の光回線は1Gbpsでインターネットがつながります。
一方、スマホのLTEはというと、ドコモで150Mbps、115Mbps。
そして、75Mbpsというのが現状の速度です。

※ここの数値は、各サービスが示している値ですが。いずれも理論値です。
　実際のスピードはこれよりかなり遅いです。

それに比べると、通信のスピードは最大で10倍以上の違いがあります。
また、光回線は自宅までは有線でつながりますが、LTEは無線です。
無線の方が安定性に欠け、安定したスピードが出にくいのです。

実質、数値以上のスピード差が出る可能性があります。
最近では、映画やドラマの配信サービスが増えており、またWOWOWや
スカパー、あるいはNHKやテレビ東京などオンデマンド配信も盛んです。

こういった動画をパソコンやスマホ・タブレットでストレスなく観るには
高速な回線が欠かせません。そのためにも高速な光回線は魅力的です。

高速であるほど、動画の再生時に止まったりすることがありませんし、
事前に動画をダウンロードして観ることができる場合でも、ダウンロード
時間が短くてすみます。

スマホのパケット（データ通信量）は月々の上限量を決めて契約します。
大手の携帯電話では2GB/5GB/8GBといった量が選択肢です。

このパケットに含まれるのは、携帯電話会社の回線を使った場合です。
Wi-Fiを経由して使う場合はその対象とはなりません。

そのため、自宅に帰ったらWi-Fiで接続し、自宅のインターネット回線を
使ってスマホを使っている間は、携帯電話会社のパケットを一切使いません。
その分、月のパケット上限を低くすることができます。

また、スマホの更新やアプリの更新も頻繁に行われますが、これも
自宅のWi-Fiを使ってお来なくことによって、パケットの利用を少なくできます。

最後に、スマホ料金の割引があります。
光回線とスマホの携帯電話会社が同じ系列の場合は、月々割引があります。
しかも家族全員が割引の対象になるので、月額で数千円の割引になることもあります。

金額的にメリットがすぐに感じられますね。

このようなお得なことがありますので、光回線とのセット購入は有効です。
ただし、自宅の回線は一度引くとなかなか変更が面倒くさいので、
長期的なメリット・デメリットを考慮して決めましょう。