キッズがスマホを格安で使う 楽天の激安モデルの上手な選び方

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キッズがスマホを格安で使う 楽天の激安モデルの上手な選び方

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■ 楽天から月額1065円から使えるスマホが発売される

2015年12月に、楽天から端末価格12,000円のスマホが発売されます。
24回の分割払いにした場合は月額540円で、他の格安スマホの1/3から
1/4といった料金です。

楽天の通信料金の最低価格は月額525円ですので、月額わずか1,065円で
スマホが持てることになります。

このスマホは、キッズモードを備えるということなので、
子ども向けを意識している良いところです。
発売前ですが、実用になるか予想してみましょう。

■ 楽天専用モデルだがSIMフリーと比較してデメリットではない

このスマホは、格安スマホでありながらSIMフリースマホではありません。
SIMフリーでないということは、すなわち楽天のSIMと組み合わせないと
動作しないということです。

この点には注意が必要でしょう。
ただ、楽天のSIM料金は業界最低価格ではないのもの、十分に安い価格で
提供されています。

しかも、回線はドコモですのでカバーエリアも3つのキャリアの中で一番
広いのです。楽天以外の格安SIMに乗り換えるメリットは、料金が楽天モバイル
より安いか、auの電波を使いたいかしかありません。

SIMを変更するには、事務手数料として3,000円かかりますし、
楽天より安い格安SIMを捜すのは難しいので、そういったことを考えると、
楽天以外に変えるメリットはあまり見いだせません。

その点で、楽天専用モデルは余りデメリットとは言えないでしょう。

■ 記憶容量(ROM)が8GBしかないことが悩ましい

このスマホを選ぶかどうかで一番悩むのは、記憶容量(ROM)が8GB
しかないことです。

この記憶容量は、アプリを入れたり、写真を保存するのに使用します。
多くの機種では16GBが標準的なサイズになっています。

その半分しかないので、使い方には多少制約が出る恐れはあります。
アプリをたくさん入れられないとか、写真や動画を撮ったら
ときどき不要なものを削除するといったことです。

これをキッズ用と割り切る方法もありますし、メールや電話を主に
考えれば、多くのアプリは入れる必要がありませんし、データ量もそれほど
多いとは言えないでしょう。

また、外部メモリ(SDカード)は使えないようですので、
外部メモリで拡張する方法も使えません。
そういう割り切りで使うなら、8GBでもやりくりは可能です。

■ 画面の画素数は少なめだが、心配は不要

液晶画面の解像度は、854×480となっており、最近のスマホの
/1,280×720の解像度には比べ一段下ですが、十分実用的ですので、
心配はありません。

また、メインメモリは1GBとこちらも動作に必要なメモリを十分に
搭載していますので、心配はありません。

このように端末の性能は記憶容量を除いて、特に悪いと感じる点は
ありません。ただ、安く作られている分、実際に使ったときの
動作性能が問題ないかは不安が残るところです。

■ データ通信量は月額525円では実用的ではない

楽天モバイルのデータ通信量が525円のプランは、200kbpsという
超低速な通信スピードです。この料金プランは使い放題なのですが、
この低速な通信速度での使い放題は意味がありません。

動画なんてとても再生できるレベルのスピードではありません。

ですので、高速通信LTEに対応している(通信速度150Mbps)
プランを選びましょう。
3.1GBの歩ウランで月額900円です。

つまり、端末価格月額540円(24回分割の場合)、通信量900円の
系1,340円が一番安い料金で使えるプランになります。


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