動画が遅い...速度制限を乗り切る3つの方法と根本的対策方法

数日前まで問題なく動作していたスマホなのに、動画の再生がなかなか始まらなかったり、ゲームの開始までに時間がかかったりするようになったら、、、

それはスマホの速度制限が起きていないか確認した方が良いです。

速度制限とは、スマホのデータを使いすぎて、インターネットの接続スピードがガツンと下げられてしまうことです。

ガツンと下げられるって、ホントに低速なスピードになります。

契約によって違いはあるにせよ、だいたい通常110Mbpsだったところが、200Kbpsになります。

110Mと200K、どのくらい違うか知っていますか？

これは、M→Kで1/1000になります。

そして、110→200ですから、つまり1/550になる計算です。

これはあくまでも上限性能から割り出した速度ですので、実際は多少違いはあるでしょうが、でも数百分の1になるということです。

想像してみてください。インターネットのスピードが1/550の遅さになるということは、これまで1秒で再生開始していた動画は、550秒かかるということです。

550秒というと、9分10秒です。

1秒で再生を開始した動画は、9分10秒かからないと再生を開始しません。

異常に長い間待たされます。

これが速度制限の実態です。

ですから、速度制限に引っかかると、「急に動画が遅くなった」と感じるのはまさにその通りです。

最初はネットが不調なのかなと思うのですが、何日間も調子が悪いのでさすがにおかしいなと思い始めます。

そういうときは、携帯電話会社からのメールを見直してください。

速度制限がかかる前には、必ず連絡が来ています。

そのようなメールを見逃さず、しっかり対処することが大切です。

速度制限になったら、やることは次のどれかです。

　（１）我慢：遅い速度で我慢する
　（２）金で解決：解除料を払って通常速度に戻す
　（３）無料で逃げ切る：Wi-Fi環境で使う

（１）我慢：遅い速度で我慢する

これはわかりますね。

月が新しくなると、速度制限は解除されますので、それまで我慢するということです。

お金をかけずに堅実に乗り切る方法です。

（２）金で解決：解除料を払って通常速度に戻す

お金を払って速度制限を解除します。

費用は、500MB当たり500円ほどかかるのが相場です。あまり安いと言えません。

毎月解除量を払うと高いですから、頻繁に速度制限にかかる人は、契約しているデータ量を増やしておくのが賢明です。

（３）無料で逃げ切る：Wi-Fi環境で使う

Wi-Fi環境で使うようにします。

Wi-Fiを使うときは、速度制限の影響を受けません。

ですから、なるべくWi-Fiを使うようにします。

Wi-Fiで使っている限りは高速に動作するのです。

携帯電話の契約をしていれば、その携帯電話会社が提供するWi-Fiスポットで接続できます。

なるべくスマホのWi-Fiをオンにしておけば、Wi-Fi電波があるところでは自動的にWi-Fiに接続するので、データ量の消費を抑えることができます。

これは速度制限にかかってからではなく、かかる前も有効です。

極力Wi-Fi環境で使うようにすれば、速度制限にもかかりにくくなります。

速度制限に遭遇したらあなたはこのうちどれで乗り切りますか？

どれも不便だと感じるようでしたら、契約しているデータ量を増やすか、モバイルルーターの契約をして、データ量を追加する方法があります。