格安スマホの速度制限対策は?データ通信量を減らす使い方が肝
■通信速度制限とは?
通信速度制限は、スマホでデータ通信量をたくさん使いすぎたために、
通信会社がインターネットのスピードを制限する、いわば制裁措置です。
インターネット回線はみんなで利用する共通の財産といえるため、
上手に使い分けをしないといけません。
一部の人がたくさん使ったために他の人が迷惑することは防がないといけません。
そのため、個人が使えるデータ量の上限を設け、それを超えたときには
速度制限をかけて、インターネットへの接続スピードを遅くするのです。
■速度制限に対する対策は使用可能なデータ容量を超えないこと
通信速度制限にかかる場合は、契約している月の上限を超えないことです。
契約によっては、月の上限だけでなく3日間のデータ通信量上限が
設定されている場合もあります。
データ通信量を抑えて、上限を超えないようにするにはどうしたら
良いでしょうか?
その対策はシンプルで次の2点になります。
(1)携帯電話会社の回線経由の通信を減らす
(2)スマホのデータ通信量を抑える
詳細をこれから解説しますが、(1)、(2)をそれぞれ実施しても
効果があるのですが、両方を上手に組み合わせることで、
より効果的に通信量を減らすことができます。
■(1)携帯電話会社の回線経由の通信を減らす
スマホは2種類の通信方法を使ってインターネットに接続できます。
スマホ自身が4GやLTEの回線に接続する方法と、Wi-Fiにより
ルーターを経由してインターネットに接続する方法の2つです。
データ通信量に上限があるかどうかは、実際にインターネットに接続する
経路にデータ通信量上限が決められているかどうかによります。
通常スマホから4GやLTEに接続する場合。上限が設けられるのが普通です。
一方、Wi-Fiから接続する先がひかり回線や携帯電話会社が提供する
無料のWi-Fiスポットの場合、データ通信量に上限がありません。
つまり、
○携帯電話会社の4GもしくはLTEの回線ではデータ通信量に上限がある一方
○Wi-Fiで接続する場合は、データ通信量に上限がないことが多い
ということです。
ただ、Wi-Fiから接続する先が、たとえばモバイルルーターでそのモバイル
ルーターが通信量に上限がある場合は、Wi-Fiを経由しても
データ通信量に気を配らないといけません。
■(2)スマホのデータ通信量を抑える
スマホはインターネットに接続して使うものなので、知らないうちに
データ通信量を使ってしまいます。その主なものは次のものです。
○アプリを使っているとき(データ通信量を使わないアプリもあります)
○アプリの更新版を自動ダウンロードするとき
○iPhoneやアンドロイドの更新版を自動ダウンロードするとき
上記のようなことを減らすためには、iPhoneやアンドロイドの
設定変更が必要です。
その設定変更の手順について、下記に参考記事を引用します。
<iPhoneの場合>
下記の記事を参考にしてください。
「自動ダウンロードを有効にする方法 - Apple サポート」
https://support.apple.com/ja-jp/HT202180
「iPhone、iPad、iPod touch から」以降を参照してください。
自動ダウンロードを無効にします。
<アンドロイドの場合>
下記の記事を参考にしてください。
ダウンロードしたアプリの更新 - Google Play ヘルプ
https://support.google.com/googleplay/answer/113412?hl=ja
アプリの[自動更新]をオフにするか、Wi-Fi接続時のみ自動更新する
ように設定します。
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