スマホで1GBの目安は?映画は1本分見られないので要注意
ぜひ読みたい記事:基礎から知るスマホの1GB
データ通信量を大きく使ってしまうのは、OSやアプリの更新の他にも、映画を再生したり音楽聴き放題のサービスで音楽を聴くことなどがあります。
最近では見放題の映画やドラマも増えてきましたので、そういったサービスをモバイル環境で利用することによって、月のデータ通信量を大きく使ってしまいます。
映画見放題のサービスは見ている間は常にインターネットから映画のデータを受信しながら再生します。
そのため、データ通信量を大量に必要とします。
ところが、それが自宅のインターネット回線につながっているWi-Fiや街なかにあるWi-Fiスポットを利用して接続する場合は携帯電話会社のデータ通信量は発生しません。
しかし、Wi-Fiを使わずに携帯電話の回線を使っている場合、動画を見ればあっという間に1GBや2GBは使ってしまいます。
現在、大手の携帯電話会社のデータ通信量は最小は1GBです。
私が試したところでは、1GBでは見放題のサービスでSD画質(標準画質)で見てもせいぜい1時間強くらいでなくなってしまうのです。
これって、2GBあっても2時間半くらい。だいたい長編の映画半分ですね。
2GBあっても、月に1本映画を見たらデータ通信量がなくなるのでは困りますね。
データ通信量が上限を超えると、インターネットのスピードが極端に遅くなる「通信制限」がかかってしまいます。
通信速度は通常のだいたい1/500以下という超低速です。
この速度ではスマホは全く実用にならなくなります。
実用にならないは言い過ぎだとしても、ユーチューブの動画がなかなか再生しなくなったり、ツイッターやフェイスブックの画面表示が遅くなったり、LINEで動画を送ると時間がかかるなどの症状が出ます。
ネットゲームをする人は、レスポンスが悪くなり相当イライラするでしょう。
つまり、インターネットに接続してデータを受信するのがとても遅くなります。
これを防ぐ方法が、Wi-Fiを使う方法です。
Wi-Fiの接続先が多くの場合上限のないインターネット回線ですから、Wi-Fiで映画を見る限りどれだけ見ても「速度制限」はありません。
ただ、この方法は自宅で映画を見るときなどは良いですが、通勤途中など携帯電話会社のデータ通信しか使えない環境では、映画を見ることができません。
これを回避するには、2つ方法があります。
通信量無制限の格安SIMを使って映画を見る
SDカードに映画を入れてデータ通信量なしで映画を見る
どちらも一長一短があり、どちらかで解決できるということにはならないかもしれませんが、具体的な方法を解説しましょう。
(つづく)
スマホで1GBの目安は?映画は1本分見られないので要注意関連ページ
- ぷららは無制限 ワイマックスなら動画のストレスが低減できる
- ぷららの無制限 利用者が増えて当初ほどのスピードは出ていないという報告が多いのが現状のようです。データ通信量無制限にしたい人の多くは動画を観る用途に使っていますので、動画が途切れるなど実用上支障があります。ぷららの無制限では動画のなめらか再生は難しい。
- スマホの速度制限 あなた自身も快適にネットを使うために必要
- スマホの速度制限は何のためにあるでしょうか?それは、一部の人がインターネットたくさん使うことによって、他の人が影響を受けてネットの速度が遅くならないようにするための措置なのです。スマホの速度制限はあなた自身がインターネットを快適に使うためなのです。
- 格安SIMのおすすめは「速度制限」への対応で差が付く
- 格安SIMのおすすめは、月のデータ通信量を超過して速度制限がかかったときの対応に差別化ポイントがあります。IIJ MioとDMMモバイルはバーストモードを搭載し、速度制限中も一時的に高速動作します。格安SIMのおすすめはこのように選別します。