スマホのデータ量節約 Wi-Fiで容量以上に使うのがコツ
スマホのデータ通信量は、大手では2GB(ギガバイト)、5GB、8GBと
いった契約になります。
格安スマホでは1GB〜10GBほどの契約ができます。
このときどうやって決めたらよいか、悩ましくないでしょうか?
実際にスマホを使っていけばどのくらいのサイズが必要かわかりますが、
はじめてスマホを買う人や、これから本格的に使おうと思っている人は、
どういう使い方をすればデータ量が不足するのか想像するのが難しいでしょう。
月のデータ通信量上限をどれだけにするかは、スマホの支払いに直結
しますので、どれだけの量で契約するかは切実な問題です。
大手の携帯電話会社と契約する場合、2GBにするか5GBにするかでは、
月額で約1,500円の違いがあります。
また、5GBを8GBにすると、さらに月額1,700円ほど上乗せが必要です。
格安スマホの場合で、通話付きの2GBの契約では月額1,470円ですが、
5GBに増やすと月額1,970円になります。
8GBでは月額2,840円になります。
格安スマホの方が安上がりなのですが、データ量を減らせば月の負担額も
小さくなることがわかるでしょう。
では、どのように自分に合ったサイズを選べば良いでしょうか?
■Wi-Fiを利用できるかどうかで必要な容量は大きく違う
スマホのデータ通信量は、携帯電話会社の回線を使っている間に
使うデータ量を積算したものが1ヶ月の上限になります。
携帯電話会社の回線を使ったかどうかは、スマホの上部に
ドコモやソフトバンク、auのマークが現れていて、
かつWi-Fiのマークが出ていない状態を言います。
このときにインターネットに接続してやりとりしたデータ量が使用した
データ通信量になります。反対に言えば、携帯電話会社の回線を使わずに
インターネットに接続した場合はデータ通信量を使っていないことになります。
たとえば、自宅にWi-Fi回線があって、Wi-Fiを使ってインターネットに
接続するならば、そのときはデータ通信量に加算されないのです。
ですから、なるべくWi-Fiを使えばデータ通信量が使われるのを防ぐ
ことができ、月々の上限のデータ通信量を抑えられるのです。
■データ量をたくさん消費する使い方を知る
次にどんなデータをスマホで見るかを考えないといけません。
一般的にデータ量が多くなるのは、動画を観る場合です。
スマホでテレビ番組をオンデマンドで見た場合の例では、1GBでだいたい
2時間から3時間を見ることができます。1GBのデータ量ではせいぜい
数時間の動画を観るとなくなってしまうのです。
たくさん動画を観たければ、その分契約のデータ量を多くしていくしか
ありません。反対に動画は自宅のWi-Fiでしか観ないようにすれば、
データの使用量を減らすことができます。
ゲームもデータ使用量が多いです。
ただ、どれだけのデータ量を使うかはゲームによりますので、どのくらいと
いうのが難しいです。
ゲームを数時間やれば100MBくらいは消費するので、ゲームによって
消費するデータ量にも気を配る必要があります。
Wi-Fiに接続時のみゲームをやるならば、データの使用量は減らせられます。
もしWi-Fiがないところで使うのが、メールやWebの検索程度でしたら、
1日2時間や3時間を使ったとしても、月1GB程度で十分収まる可能性があります。
実際に使われるデータ量は、どのようなアプリをどのように使うかで
変わりますのでこうだということはなかなか言えません。
ただ、Wi-Fiを上手に活用すれば、思ったほど高額の契約をしなくても
少ないデータ量でやりくりすることもできるのです。
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