WindowsタブレットはAndroidと同じ機能か？

■WindowsタブレットはAndroidと違う

家電量販店に行くと、たくさんタブレットが並んでいます。
見たところ似たような形ですし、違いがないように見えます。
そのくせ、値段が結構違います。

それぞれ何が違うのか良く理解しておかないと、間違ったものを
買ってしまうかもしれません。
ここでは、Windoswタブレットが何かについて説明しましょう。

まずは、Windowsタブレットは、Windowsと互換性がある
タブレットです。

ただし、今はもう多くないですがWindows RTはWindowsの
アプリとは互換性がないのでWindowsとして使うことはできません。
よほどのことがない限り買わない方が良いです。

Windowsタブレットは何かといえば、
　Windows + タブレット機能
と思えば良いです。

タブレットと言っても、Windowsの操作にはマウスとキーボードが必要です。
マウスのような小さなポインタが必要ですので、指で操作することは
できません。

Windowsとは別に、iPadのようなタブレット機能を追加して、
Windowsとタブレットをそれぞれ使えるようにしたのが
Windowsタブレットです。

あくまでもタブレット機能を追加したのであって、今までのWindows
アプリが指で操作できるわけじゃありません。もちろん、タッチパネルなので
指で操作できますが、指先をマウスの代わりにするのは実用的ではありません。

タブレット機能を使うためには、タブレット画面でタブレット専用の
アプリを使います。

つまり、Windowsを使うときは、今までのようにマウスとキーボードで
操作し、タブレットを使いたいときは指で操作します。

この辺がWindows]タブレットのメリットでもあり、デメリットでもあります。
あくまでもWindowsがベースですので、Androidとは異なります。

AndroidのアプリやiPadのアプリは動作しません。
増えてはいるものの、まだまだWindowsタブレット対応のアプリは
まだ多くありません。

iPadやAndroidタブレットで人気のあるアプリでも、Windowsアプリとして
使えるものは限定されていますので、その点は注意が必要です。

タブレットのアプリが何でも使えて、かつWindowsも使えるなら便利と
思ってはいけないのです。

■どういう人がWindowsタブレットを使えばいいのか？

Windowsタブレットの特長を整理すると、次の3つです。

　○Windowsが使える
　○タブレットのアプリは使えるがiPadやAndroidよりもかなり少ない
　○性能は高めだが、その分値段も高い

タブレットのアプリをいろいろ使いたい人は、iPadかAndroidタブレットを
買った方が安くてたくさんのアプリが使えて便利でしょう。

Windowsタブレットをおすすめするとしたら、やはりWindowsをメインに
使いたい人になります。

ただ、タブレットは必ずしもノートパソコンほどスクリーンは大きくないので
ノートパソコンのように使えるわけではありません。
軽量のWindowsとして使うことがメインになるでしょう。