スマホの通話料金を安くする方法 かけ放題と格安を決める条件
2014年から携帯電話各社のプランは変わってきました。
その一番の目的は、スマホの月額料金を安くすることでした。
スマホの料金が高いというのが多くの人の不満でしたし、
格安スマホや格安SIMがたくさん出てきたからです。
その新プランの最大の特長は「通話し放題」にあります。
この新しいプランって本当にお得なんでしょうか?
スマホって無料電話できるんでしょう?
だから電話料金はかからないんじゃないの?
そう思っている人もいると思います。
実際には無料通話って、スマホ同士でないと使えなかったり、
同じ通話用アプリを使わないといけないなど制約があります。
通話が大事な人にとって、携帯電話の通話料はバカにできないほどの
金額になってしまいます。
その点では通話がし放題というのは通話が多い人にはメリットがありそうです。
ただ、実際に乗り換えてみたらそれほどお得でもなかった、
という声が多かったということも事実です。
どうするのが良いでしょうか?
かけ放題を選択してメリットがあるのは通話が多いことが条件ですが、
それはどのくらいの時間でしょうか?
ちょっと考えてみましょう。
通話料金にかかわる料金体系は、大手の携帯電話会社ではほぼ同一です。
その内容は、月額2,700円で国内の携帯電話および固定電話には24時間
かけ放題になるプランです。
そして、このかけ放題に月額のデータ容量が2GBのプランを加えて、
月額6,000円を超える程度の金額になります。
このプランのいいところは、どれだけ通話しても料金は固定ですので、
ほぼこれで金額が固定されることです。
一方、格安スマホや格安SIMを選択すると、30秒20円の通話料金がかかります。
通話できる格安スマホや格安SIMを選択すると、800円ほど料金が上乗せされ、
通話した分だけ料金に加算される料金体系です。
つまり、データ通信料金に、800円の通話基本料金を加え、
あとは話した分だけ通話料金がかかることになります。
具体的に計算してみましょう。
格安スマホでは、データ通信量は安く、2GBでも1,300円ほどです。
格安スマホのケースで、
2GBで1,300円、通話の上乗せが800円ですので、
月額の基本料金は2,100円になります。
大手のかけ放題が月額6000円程度ですので、格安スマホがこの料金を超えるためには、
6,000円から1,300円を引いた4700円分を通話した場合です。つまり、
(6,000円ー1,300円)÷20円÷2=117.5分
となります。117.5分というと、1時間57.5分です。
2時間弱ですね。
これは連続して話した場合の計算になりますので、実際はもう少し短時間の
通話を繰り返し行いますので、実際はこれよりも短くなります。
使い方によりますが、1時間50分程度が分かれ目になるでしょうか。
まとめると、データ通信量を2GBで比較した場合、通話時間が1時間50分程度より
短い人は格安スマホの方が安上がりになるという計算です。
通話料金で考えるとこのようになります。
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