TBSオンデマンドの定額制　お気に入りの番組があるかが重要

注：本文中の料金はいずれも税別です。

スマホでオンデマンドでドラマや映画を見られるサービスは増える一方です。

古いところではNHKオンデマンド、テレビ東京オンデマンド、テレ朝オンデマンドに、TBSオンデマンド、最近はTVer（ティーバー）も始まりました。

オンデマンドって至る所で使われますが、意味はわかりますか？

「指示するとすぐに」といった意味ですね。テレビ放送が長らく放送時間に従って番組を放送していたのとは反対で、「今見たい！」と思ったらすぐに見られるというのがオンデマンドです。

オンデマンドの代表格は「ユーチューブ」です。ユーチューブがオンデマンドとは思っていなかったかもしれませんが、見たいときに見られるという点ではオンデマンドのはしりですね。

そんな中、テレビ局が自局の番組をオンデマンドで見られるようにするサービスも増えています。

今回、TBSが自社の作品を見られる「TBSオンデマンド」を定額で見放題にするサービスを開始しました。

民法の5局（日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ）の最新のドラマなどが、放送から7日間限定で見ることができる、TVer（ティーバー）がすでに存在しています。

7日間とはいえ、見逃したあの番組をスマホやタブレットで見られるのは魅力的なサービスです。しかも無料です。

これに対し、各局が提供するオンデマンドは何が特徴でしょうか？

それは、オンデマンドにある番組ならいつの過去の番組でも見ることができる点にあります。

シリーズもののドラマを一括して見直したいときには、とてもうれしいサービスでしょう。

ただ、当たり前ですがTBSの番組に限られますし、定額制で見放題とはいえ月額費用は900円（TBSオンデマンドの場合）と安くありません。

もし、あなたに見たいシリーズのドラマがあって、それをレンタルビデオで借りてこようと考えているなら、定額制のオンデマンドは手軽さとコストの面で魅力的かもしれません。

自宅にいながら見られますし、続きをスマホで見ることもできます。

つまり、場所や端末を選ばなくなり、必ずしも自宅のテレビの前に座らなくてもみることができるようになった、という点が一番大きな変化でしょう。

特に、スマホを持つことでちょっとした隙間時間に見られるのはとても魅力です。

ただし、スマホで見る場合は注意が必要です。

Wi-Fiのないところでスマホでドラマを見ると、データ通信量をたいへん使ってしまうからです。

月のデータ通信量の契約が1GBや2GBのような少ない人は、ドラマを30分や1時間ほど見ると、あっという間にデータがなくなりますので、気をつけましょう。