スマホを安くするとき、auのiPhoneユーザーは要注意
注:本文中の料金はいずれも税別です。
スマホ案内人のリョウです。
現在auを使っている方で、格安スマホに乗り換えようとする場合は、少し注意が必要です。
というのは、auの電波を取り扱う格安スマホが必ずしも多くないことや、iPhoneのように格安スマホではauの電波が使えないことも起こりうるからです。
なぜこうなるのか正確なところはわかりませんが、auの電波の特殊性のようです。
auでiPhoneを使っている場合は問題ありませんが、格安に乗り換えてiPhoneを使いたい場合、au系の電波を使うことは僕は避けています。
もっとも安全な方法は、SIMロック解除(SIMフリー化)の手続きをしてから乗り換えることです。
格安スマホに乗り換えると安くなるのはわかっていても、乗り換えの手続きをするのは面倒と思う人も少なくないでしょう。
auを使っている人はなるべくそのままで安くしたいと思うのが人情でしょう。
結構安いプランも登場しているようですが、実際はどうでしょうか?
確かに、データ通信量を使った分だけで払えばいい「ピタットプラン」は月額1,980円〜という宣伝文句ですし、破格の安さに見えます。
これだけ安いなら...と引きづられるかもしれませんが、残念ながら話はそんなに簡単ではありません。
これには結構な条件があるのです。今auをご利用の方でしたら、次の5つの条件を満たすことが必要なんです。
機種変更+月のデータ量1ギガ以下+スーパーカケホ+2年契約+auスマートバリュー+1年間のみ
う〜ん、ホントかよ...といいたいところですね。
これだけの条件がついた場合に、月額1,980円になります。
1年間のみということを忘れないようにしてください。
2年目からは1,000円値上がりして2,980円です。
スマートバリューがなければ、500円上がります。
つまりそれらの上限がない状態では、月額3,480円なんです。
しかもデータ通信量が1ヶ月に1ギガバイト以下というのは、あまり使わない人でしたら問題ないと思いますが、同じような契約なら格安スマホでは1,500円以下ですね。
auや大手の携帯電話会社には2年契約をしないと料金が高くなります。
2年契約はプランを変更したときから有効になります。
ですので、ピタットプランに入り直すと、そこから2年間契約が続くのです。
なんともいやらしいのです。
繰り返しになりますが、auは電波が特殊なようで、格安スマホでもauの電波を使ったものは、一時iPhoneで使えなくなるなど問題もありました。
特にiPhoneのバージョンアップ(iOSのバージョンアップ)をすると、使えなくなるなどの問題が発生する可能性があるため、注意が必要なのです。
auじゃないと電波が入らないというような場所で使いたい人を除いては、iPhoneを使う人はドコモかソフトバンクの電波を使った方が無難です。
あくまでもiPhoneのバージョンアップで動作しなくなる「心配がある」というだけで、iPhoneがダメなわけじゃないので、その点ご注意くださいね。
auを解約する前に必ずやっておくべき手続きがあります。
それは「端末をSIMフリー」にする手続きです。「SIMロック解除」という風に呼ばれています。
端末購入後100日経過後からSIMフリーにできますので、必ず手続きをしましょう。
この手続きをする前は、auで買った端末はauの電波でしか動作しないようにロックがかけられています。
これを「SIMロック」といいます。この端末のままではauに限定されているので、端末をそのままに他社の電波を使えないため、格安スマホに帰る場合もauの電波を扱う事業者しか選べないのです。
解約後に手続きするのは制限がありますので、解約前にやっておくことが大事になります。
SIMロック解除はネットから手続きできますので、お忘れなく。
実際に格安SIMに乗り換えるにはどこを選べば良いか悩むところでしょう。
実際格安SIMというとたくさんありますので、綿密に比較するとどれを選んだら良いかとても悩んでしまいます。
そこで、このサイトでは主要な格安SIMを比較の上ひとつの業者をおすすめしています。
それが「マイネオ」です。
マイネオの特徴は
・ドコモ、au、ソフトバンクの電波のどれかを選んで契約できるので、自由度が高い
・パケットを家族だけでなく友達とも分け合えるし、回線がドコモ、au、ソフトバンクのどれであっても分け合える。
・通信速度が安定している。
・価格が安い(最安値ではないですが十分安い)
といった特徴があります。
マイネオの特徴については、こちらをご覧ください。
スマホを安くするとき、auのiPhoneユーザーは要注意関連ページ
- LINEモバイルのプラン 高校生や2台目のスマホにおすすめ
- LINEモバイルのプランは、1GBの通信量ながら月額500円で使え、高校生や2台目のスマホを安く持ちたい人にはとても魅力的です。SNSのデータ量がカウントされないプランはもあります。LINEモバイルのプランは月額500円のプランに特徴があります。
- ポケモンGoが遊べないスマホ 間違いないアンドロイド選択法
- ポケモンGoが遊べないスマホがあることが発覚しています。アンドロイドではバージョンアップが限定的で対応していなかったり、サポートする機能を独自に選定していることが要因です。ポケモンGoが遊べないスマホを選ばないように気をつけましょう。
- スマホのバッテリ 長持ちモデルならBladeV580が最適
- スマホのバッテリ 家電批評の結果によると、最高はASUS Zenfone Bladeですが、価格が5万円と高すぎます。それに比べてFreetel Priori3S LTEは2万を下回る実勢価格で魅力的な上、スマホとしてバッテリ長持ちです。
- スマホのバッテリが短い?消費状況を見て対応することが重要
- スマホのバッテリが短い?長く持たせるためにはアプリごとの消費状況を見てWi-Fiを切ったり、不要なアプリをなるべく終了させることが重要です。アンドロイド6.0にすることも有効です。スマホのバッテリが短いなら、消費の多いものを探しましょう。
- スマホが遅いのは寿命?買い換えが必要かを判断する方法
- スマホが遅いのは寿命?3年ほど前に買った機種であれば、そろそろ買い換え時と言えます。性能が、メモリが1GBか512MB、記憶容量が8MBか4MB、アンドロイドのバージョン4以前かが目安です。こうしてスマホが遅いのは寿命かどうか判断しましょう。
- スマホ料金安くなるか? 大手は買換で高くなるケースもあり残念
- スマホ料金は安くなるでしょうか?国の要請を受けた携帯電話各社の新プランは、これまでのユーザーに恩恵は少なく、買い替え時の端末代金上昇で返って高くなる可能性亜高いです。スマホの料金は安くなるどころか反対に高くなるケースも出てきます。
- スマホが安くなる時期 格安に変えることが安くする方法
- スマホが安くなる時期 大手の料金が安くなるという報道もありましたが、端末価格も上がるため利用者に大きなメリットがあるようには思えません。大手の料金が下がれば、格安スマホの値段も下がります。スマホが安くなる時期を待つより、格安に移行した方が良いのです
- ヤマダのWindows10スマホは? 用途の見極めが重要
- ヤマダのWindows10スマホはどうでしょうか?アプリの数でiPhoneやアンドロイドスマホに大きく遅れを取っています。アプリは自分がやりたいことに必要で数が少ないと使い方が限定されます。ヤマダのWindows10スマホはまだオススメできません。
- 格安スマホでLINEは使える? SMSの契約をするのがコツ
- 格安スマホでLINEは使える? もちろん使えますが、新たにアカウントを取得する際は、認証用にSMSが必要なので、必ずSMSオプションを付けるようにしましょう。月額150円ほどです。このようにすれば、格安スマホでLINEは使えるのです。
- スマホを長期に持つのは損? ドコモは期間に応じた現金割引
- スマホを長期に持つのは損でしょうか?同じ携帯電話会社を使い続けている人も多いです。長期に利用するとドコモは月額の割引、ソフトバンクはT-Pointが2倍(もしくは5倍)、auはパケットのプレゼントです。スマホを長期に持つのは損しません。