格安スマホはどこを選ぶ? 失敗しない選択のポイントとは
注:本文中の料金はいずれも税別です。
スマホ案内人のリョウです。
格安スマホに乗り換えようと思っても、いろいろあって、「どれを選べばいいの?」という感じではないかと思います。
僕が格安スマホに乗り換えてすでに6年ほど経過していますが、まだ乗り換えた人の情報がほとんどなく、情報が少ない中で試行錯誤の状態でした。
いくら格安スマホが安いと言っても、使えない格安SIMを契約してすぐに乗り換えるようなことになればもったいないのです。
安いからといって頻繁に乗り換えると、実は乗り換えるための契約手数料だってバカにならないのです。
格安スマホがまだ主流じゃなかった頃は、WiMAXのルーターを2,000円ほどで契約して使っていましたが、安かったのは2年間だけですので2年経過するたびに乗り換えていました。
契約手数料は3,000円かかりますので、月々2,000円ほどの通信料に対して2年に1回とはいえ3,000円も払うと、月額料金で1.5ヶ月分も払うことになり割高に感じてしまうのです。
そんな体験を踏まえて言うのですが、皆さんにはなるべく一発で不満のない格安スマホへの乗り換えを実現して欲しいと願っています。
そのための情報を提供しますので、ぜひ失敗のない格安スマホ選びをしてください
格安スマホに乗り換えて、月額料金はガクンと下がりますのでそこに不満を感じる人はほとんどいないと思います。
格安スマホに乗り換えた後の最大の不満は、「通信が遅い」という問題と感じる人が多いと思います。
あちこちで言われているのでご存じかもしれませんが、格安スマホは大手の携帯電話会社から回線を借りて提供しており、多くの人が使う時間帯には大手の携帯電話回線より通信速度が遅い、という傾向がはっきり出ています。
格安スマホが回線を借りるとき、太さによって料金が違いますので、なるべく安く回線を提供するためにも余り太い回線を借りられないのです。
人がたくさん使う時間帯でも高速に通信をできるようにしてしまうと、借りる費用が高くなり格安スマホの料金では提供できなくなるからと思います。
通信速度が遅いとどうなるかというと、これから人と会うのに「待ち合わせ場所の地図がなかなか出ない」ということや、お店を検索しているのになかなか画面が開かないということにつながるのです。
LINEなどのメッセージはそれほどデータ量がありませんので、遅れは気になるようなことはないと思いますので、余り心配はいりません。
(もちろん、回線が混んでいるときはすべての通信が低速になり遅れがちになります)
逆に考えると、通信速度さえある程度満足できれば、割と失敗のない乗り換えができたと言えるのです。
では、通信速度の速い格安スマホはどこか?
これを確実に言えることはないのですが、事実としてau系列の「UQモバイル」とソフトバンク系列の「ワイモバイル」が高速なことはいろんな調査から明らかになっています。
auやソフトバンクから優遇されているんじゃないの?という疑念もあり国も調査をしています。
この2社が高速なのは間違いのない事実ですが、必ずしも格安スマホといえるほど安くないのも事実です。
料金を比較してみると「UQモバイルとワイモバイルは他の格安スマホよりも高い」のです。
安く見えるのは、当初1年間だけです。
1年間「だけ」のお得、2年間「だけ」のお得なサービスが混じっているのに、あたかもずっと安いように見えてしまうのです。
ですので、コスト重視ならば他の格安スマホにした方がいいのです。
どうしても通信速度重視したいのであれば、UQモバイルかワイモバイルと契約をするのが良いでしょう。
UQモバイルとワイモバイルの他に、通信速度が遅くならない格安スマホがあるかというと、正直言って「ありません」。
ですが、割と安定している格安スマホを選ぶことは可能です。
割と安定しているという意味では、
・IIJMio
・マイネオ
・楽天モバイル
を挙げたいと思います。
通信速度は水物で、測定場所や時期・時間帯によって変わってしまうので、どんな調査でも同じ結果が出ることはありません。
ユーザーが増えれば遅くなりますし、使う人が少なければ速いからです。
上に挙げた3つの会社は格安スマホの会社としてサービス提供が長いですし、ユーザーも多いです。
この中でも楽天モバイルは第4の携帯電話会社として自前の回線を持つようになりましたし、通信スピードに関しては期待が持てるとも言えます。
格安スマホは通信速度だけで選ぶべきものではありません。
他にも注意事項がありますが、ここでは通信速度を中心に解説しました。
最後に、各格安スマホの比較を載せます。
それぞれの格安スマホの解説は、格安須磨の名前をクリックして見てくださいね!
横スクロールできます。
または、横長画面にすると見やすいです。
おすすめ |大容量でも安い |とにかく安い
格安スマホ名のリンクをクリックすると、該当の解説ページを開きます。
※通話契約がある場合の料金です。
格安スマホ | 月額料金(1GB) | 月額料金(3GB) | 月額料金(5GB) | 月額料金(10GB) | 解約手数料 | 最低契約期間 |
---|---|---|---|---|---|---|
ドコモ (定期契約) |
2,980 円 | 3,980 円 | 4,980 円 | 5,980 円 | 1,000 円 | 24 ヶ月 |
DMMモバイル | 1,260 円 | 1,500 円 | 1,910 円 | 2,890 円 | 9,000 円 | 12 ヶ月 |
LINEモバイル | 1,200 円 | 1,690 円 | 2,220 円 | 3,220 円 | 1,000 円 MNP転出も含む |
12ヶ月 |
楽天モバイル | なし | 1,600 円 | 2,150 円 | 2,960 円 | 0円 | なし |
マイネオ | なし | 1,600 円 | 2,280 円 | 3,220 円 | なし MNP転出の場合 3,000円 |
12 ヶ月 |
IIJ Mio | なし | 1,600 円 | 2,220 円 ※6GB |
3,260 円 | 1,000円×残月数 12ヶ月以内の転出の場合 |
12 ヶ月 |
フリーテル | 1,199 円 | 1,944 円 | 2,322 円 ※6GB |
3,240 円 | 当月15,000円、1,000円ずつ下がる、13ヶ月以降も2,000円 MNP転出の場合 |
期間の定めなく発生 |
ビッグローブ | 1,400 円 | 1,600 円 | 2,150 円 ※6GB |
3,400 円 ※12GB |
1,000円 MNP転出 3,000円 |
12 ヶ月 |
U-mobile | なし | 1,580 円 | 1,980 円 | 2,980 円 | 6,000円 MNP転出も含む |
6 ヶ月 |
イオンモバイル | 1,280 円 | 1,580 円 ※4GB |
1,980 円 ※6GB |
3,280 円 ※12GB |
0円 | なし |
nuro mobile | なし | 1,400 円 *2GB |
2,200 円 *7GB |
3,400 円 *13GB |
1,000円×残月数 12ヶ月以内の転出の場合 |
12 ヶ月 |
OCNモバイルONE | なし | 1,800 円 | 2,150 円 ※6GB |
3,000 円 | 1,000円 6ヶ月以内の解約の場合 |
6 ヶ月 |
DTI | 1,200円 | 1,490 円 | 1,920 円 | 2,800 円 | 9,800円 12ヶ月以内の解約の場合 |
12 ヶ月 |
モバイルくん | 1,700 円 | 3,300 円 | 2,900 円 | 5,000 円 | 8,000円 MNP転出も含む |
12 ヶ月 |
スマモバ | 1,580 円 | 1,980 | 2,580 円 *6GB |
3,480 円 *30GB |
9,800円 24ヶ月以内の解約の場合 |
24 ヶ月 |
J:COM | なし | 1,600 円 | 2,100 円 | 3,100 円 | 700円×残月数 12ヶ月以内の解約の場合 |
12ヶ月 |
格安スマホはどこを選ぶ? 失敗しない選択のポイントとは関連ページ
- ワイモバイルの解約方法 更新月に解約するのがベストな理由
- ワイモバイルの解約方法 もともと料金が安いため、他の格安スマホに移っても料金の削減効果は小さいです。更新月前にやめると手数料がかかり、端末の残債もあります。ワイモバイルの解約方法は、更新月まで待ってその間にやめるのが無難です。
- ワイモバイルの契約方法 料金が確認しやすくわかりやすい
- ワイモバイルの契約方法は、右側に常に料金が出ていますので、安心して進められます。おすすめはiPhoneSEです。プランSを選びオプションも特に付けなければ最初の12ヶ月間は3,000円ちょっとです。ワイモバイルの契約方法は料金がわかりやすいです。
- ワイモバイルのスマホの口コミ iPhoneを最安値で使う
- ワイモバイルのスマホの口コミでは、iPhoneをとにかく安く使えるのが魅力です。画面が小さめのSEが対象ですが、月額3,200円から使えます。また通話が大仁にも有利です。ワイモバイルのスマホの口コミでは、iPhoneユーザーにお勧めです。
- フリーテルの解約方法 NMP転出の場合契約期間に要注意
- フリーテルの解約方法は、MNPの場合に契約期間に応じた費用がかかるので要注意です。その他の場合はかかりませんし、端末を返せば端末の残債が半分になるというサービスもあります。フリーテルの解約は、NMP転出の場合には気をつけましょう。
- フリーテルの契約方法 「使った分だけ」のプラン選択が安い
- フリーテルの契約方法は、データ通信量を定額制にするか使った分だけにするか悩ましいです。月のデータ通信量の使用量がわかっている場合は、使った分だけの方が安く済ませられると思います。フリーテルの契約方法は、データ通信量の契約を上手に選びましょう。
- フリーテルのスマホの口コミ 低価格と通信速度の両立がいい
- フリーテルのスマホの口コミでは、低価格と通信速度の両立がいいことが挙げられます。格安スマホは通信速度を犠牲にしがちですが、格安スマホの中では高速な部類に入ります。フリーテルのスマホの口コミでは、価格とスピードの両立が評判いいのです。
- ビッグローブの解約方法 アシストパックでは途中解約に注意
- ビッグローブの解約方法で気をつけたいのは、アシストパックを使っている場合、24ヶ月未満の場合に、解約手数料が小さくないことです。端末代金として毎月払う分の24ヶ月から引いた残月数の分だけ払います。ビッグローブの解約方法では、この点に注意が必要です。
- ビッグローブの契約方法 エンタメフリーなら通話ありがお得
- ビッグローブの契約方法 エンタメフリーオプションを使うことでパケットをお得に使うことができます。その際、通話契約しても実質200円しか差がありませんので、通話契約をすると良いでしょう。ビッグローブの契約方法は、エンタメフリー+通話がお得です。
- ビッグローブのスマホの口コミ YouTube好きにおすすめ
- ビッグローブのスマホの口コミは、何と言ってもYouTubeやAbemaTVといった無料動画や、アップル・グーグルの音楽を聴き放題で楽しんでいる人にはお得です。ビッグローブのスマホの口コミなら、無料動画をよく見る人に一番おすすめと考えると良いです。
- DMMモバイルの解約方法 音声通話は12ヶ月間の縛りに注意
- DMMモバイルの解約方法は、音声通話の際に12ヶ月間の最低利用期間があるので、これ以内で解約すると9000円の手数料が必要です。また、それ以外にもNMPの転出番号発行手数料や新たな契約の手数料など発生するのでその点も考慮しておきましょう。