中古のAndroidはWi-Fiで使う?格安SIMで使う方法

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中古のAndroidはWi-Fiで使う?格安SIMで使う方法

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■中古のスマホはスマホとして使えるか?

格安スマホが各社から販売されています。
性能が向上し、携帯電話会社に依存しないSIMフリータイプになって
安いものなら2万円ほどからあります。

中級モデルで、3万円から4万円台のものも増えています。
とはいえ、それでもスマホの値段としては決して安くありません。
新品でなくてもいいから、もっと安く持ちたいと考える人は少なくないでしょう。

最近では、中古のスマホを扱っているお店も増えています。
中古本の買い取り販売をしているブックオフや携帯販売店などでも
中古スマホを取り扱っています。

こういったところで買ってきたスマホは、スマホとして利用できるでしょうか?
あるいは家族が使っていたものを利用できるでしょうか?

その答えは...

多少制約はあってもスマホとして十分利用できます。
その制約や注意点を解説しましょう。

■スマホのキャリアと格安SIMの電波を合わせると使える

中古のスマホを使うとき、ほとんどのスマホはSIMロックという制約があります。
SIMロックとは、そのスマホが販売された携帯電話会社でしか
使うことができないようにしてある制約です。

簡単に言うと、ドコモ製のスマホはドコモの電波でしか動作しません。
au、ソフトバンク製のスマホも同じく、auかソフトバンクの電波でなければ
動作しないようになっているのです。

※SIMロックは、2015年5月より解除することが義務化されましたので、
 2015年5月以降の発売のモデルは、SIMロックは解除できます。

以前でしたら、ドコモの電波を使うには、ドコモと契約する必要がありました。
ところが、今はドコモの電波を使う格安SIMがたくさん存在します。

このドコモ電波を使う格安SIMを買ってきて、ドコモの中古スマホに挿すと
スマホはドコモの電波で動作するようになります。

同じことはauでもできます。auの中古スマホを買ってきて、
auの電波を使う格安SIMを買って来て挿せばauの電波で動作します。

じゃぁ、同じことがソフトバンクの中古スマホでもできると思いたいですが、
残念ながらできません。
なぜかというと、ソフトバンクには格安SIMが存在しないからです。

なぜソフトバンクに格安SIMがないかといえば、ソフトバンクが提供しないからです。
想像ですが、ソフトバンクが格安SIMを出せば、ソフトバンクの利益を生んでいる
大量のiPhoneユーザーは格安SIMに流れて、ソフトバンクは苦しむはずだからです。

そんなわけで、ドコモとauのスマホなら、格安SIMで安く利用することができます。
では、ソフトバンクのスマホは、高い料金を払ってソフトバンクと契約し続けるしか
ないのでしょうか?

そんなことはありません。
ソフトバンクのスマホを安く使う方法はあります。

■中古のスマホをモバイルルーターで動作させる

ソフトバンクのスマホに限りませんが、スマホをモバイルルーターで
インターネットに接続させる方法があります。

モバイルルーターとは、WiMAXやワイモバイル、あるいはNEC製のAtermという
インターネット接続用の小型の端末を使う方法です。

スマホとモバイルルーターはWi-Fiで接続するのです。
モバイルルーターはスマホにSIMを挿さずにインターネットに接続できるので、
SIMロックの制約を受けないのです。

このため、ソフトバンクのスマホであっても、モバイルルーターを使えば
インターネットに接続できてスマホのように使えます。

また、モバイルルーターの中でWiMAXのギガ放題を契約すると、
データ通信容量に制限がないので、動画を観たり音楽を聴き放題にすることが
できます。

一方、モバイルルーターの欠点としては、通話の契約ができません。
IP通話の仕組みを使って電話機能を実現しないといけません。
モバイルルーターを使うときはこの点に注意が必要です。


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