スマホの解約タイミングは？3ヶ月に延長された更新月を狙う！

注：本文中の料金はいずれも税別です。

スマホ案内人のリョウです。

大手の携帯電話会社で契約していると、スマホを解約したいとき、違約金が発生しないのは2年契約の24ヶ月経過後の2ヶ月間しかなかったのですが、今回3ヶ月に延びました。

対象は、ドコモとauです。

2ヶ月間が3ヶ月間に伸びたものの、それ以外の期間で解約すると違約金が発生することは変わりがありません。

違約金はスマホの場合で9,500円がかかりますから、安くないですね。

1ヶ月期間が延びたことによって、解約し損ねるタイミングは減ると言えます。

スマホの契約を格安スマホに変更すると、月額料金を大幅に下げることができます。

しかし、解約手続きや解約手数料がネックになって、なかなか乗り換えには進めない人も多いですね。

実際、格安スマホを利用している人はスマホ全体の利用者の約1割にとどまっているのです。

ドコモとauが違約金がない期間を3ヶ月に延ばしたことで、乗り換えのチャンスは増えたと言えます。

今回解約に伴う違約金が発生しない期間が延びたのは、ドコモとauが自発的に実施したのではなく、国からの強い要望によって実現したと言えます。

これは良かったことではありますが、本来国が求めているのは違約金の発生期間を1ヶ月延ばすことではないのです。

国が求めているのは、2年縛りの廃止なのです。

2年縛りとは、大手携帯電話会社で契約すると、2年契約になってしまい、しかも2年経過すると自動的に次の2年契約が続いてしまうという制度のことです。

自動的に契約は延長され、さらに解約に違約金が発生するというのでなかなか解約できないようにしているところが、2年縛りのひどいところなのです。

この2年縛りを廃止すると他社への乗り換えが簡単になるため、それはまだ廃止しなかったのです。

とりあえず、違約金が発生しない更新月を2ヶ月から3ヶ月に延長してお茶を濁しているという訳なのです。

格安スマホを取り巻く環境は大きく変わってきています。

格安スマホは、大手から通信回線を借りて提供していますが、大手のスマホに比べて通信速度が全般に遅いことが言われています。

言われているというだけでなく、実測するとやはり大手の方が格安スマホより速いのです。

これはきっと何かある、ということで、国はこのことも問題にしており、格安スマホでも通信速度が遅くならないようにということを求めているのです。

これが改善するには時間もかかるようなのですが、改善することになっています。

違約金が発生しなくなる期間が延びたことをひとつの機会とし、大手携帯電話会社から格安スマホに乗り換える人が増えるといいなと思っています。

格安スマホに乗り換えれば毎月の料金が安くなりますし、メリットは大きいのです。

ぜひ、乗り換えを検討してみてください。