格安SIM比較するとおすすめは?最適なデータ容量を選ぶコツ
■格安SIMは低価格化とサービス内容の見直しが一巡した
格安スマホや格安SIMが登場してもうかなり経ちます。
少しずつ認知度も上がり、利用者も順調に増えています。
さて、今の段階で選ぶならどういう選択が良いでしょうか?
格安スマホと格安SIMの違いはというと、どちらも格安SIMが付いて
きますが、格安スマホにはスマホもセットになっていることです。
つまり、スマホとSIMがセットになっていて、その料金が大手より
大幅に安いのが格安スマホです。
格安SIMはSIMだけ買って、スマホは今使っているものを利用して、
もしくは別途購入して組み合わせて利用することになります。
このような違いがありますが、この記事の中では、スマホ本隊の料金は
別にし、SIMの料金(通信料金)に特化してどう選んだら良いかを
説明します。
■SIM選びのコツは、月のデータ通信容量、スピード、そして通信制限
SIMを選ぶ際に、一番に考えないといけないのは月のデータ容量が
どれだけかということです。
これは、スマホの使い方によって決まってくるので一概には言えません。
ただ、大きく分ければ、次のように分類できると思います。
①ゲームや動画を頻繁に見る人は5GBくらいを想定する
②メールやLINEが主、あとはせいぜいニュースサイトを見る程度の人は1GBから2GBで十分
③高画質の映画を観たいし、パソコンでも使いたいので、通信量無制限にこだわるなら、
低速でも通信量無制限のSIMか、WiMAXのギガ放題を選択する
①ゲームや動画を頻繁に見る人は5GBくらいを想定する
動画やゲームへ結構データ通信量を消費します。
動画の種類によってデータ量は違います。スマホでユーチューブを観るのと高画質の
映画配信サービスを使って映画を観るのとでは、データ通信量がかなり違います。
ゲームもかなりデータを消費します。
こういう人は、月のデータ通信量を見ながら、5GB程度からはじめ、
足りないようなら8GB、10GBと増やしていくのが良いと思います。
②メールやLINEが主、あとはせいぜいニュースサイトを見る程度の人は1GBから2GBで十分
自宅にWi-Fiがあり、出先で使うのはメールやLINEが主のような人は、
1GBでも十分なデータ量と言えます。
一番データを消費するのは、OSやアプリのバージョンアップと思われます。
このような作業をする時は、とにかくWi-Fiにつないでおくことが大事です。
Wi-Fiを切った方がスマホのバッテリの消費は抑えられますが、Wi-Fiを
オンにするのを忘れると気づかないうちにたくさんのデータを使ってしまいます。
そうなると、月の途中には容量制限を超えて、インターネットの速度が
超低速になり痛い目に遭います。常にWi-Fiをオンにしておくことも対策です。
③高画質の映画を観たいし、パソコンでも使いたいので、通信量無制限にこだわるなら、
低速でも通信量無制限のSIMか、WiMAXのギガ放題を選択する
パソコンでもネットを使うためにとにかくデータ通信量を無制限に
したいという場合は、選択肢は多くありませんが可能です。
動画を見るのでなく、あまりインターネットのスピードを重視しないのであれば、
U-Mobileやぷららの通信量無制限のSIMが選択肢としてあります。
それより、もっと速い回線でデータ通信量無制限にしたいなら、WiMAX2+の
ギガ放題しか選択肢はありません。これは格安SIMではなく、モバイルルーターです。
スマホとの一体感はありませんが、パソコンやタブレットでも使えて便利です。
ギガ放題は220MbpsというLTE最高速ながら、データ容量に制限がありません。
その代わり、標準で月額費用は5000円弱かかりますが、安くする方法もあります。
ただ、自宅の回線とも兼ねるのでしたら、選択肢としては有効でしょう。