格安スマホの通信速度が遅い問題は、年内解消の見込み
スマホ案内人のリョウです。
格安スマホの通信速度が遅い問題は2018年の年内にも解消されそうです。
格安スマホは大手の携帯電話会社の回線を借りてサービスを提供しているため、大手から提供されるときの通信速度が遅いとそのまま通信速度の遅さにつながっていました。
ところが、auと資本関係のあるUQモバイルと、ソフトバンクと資本関係があるワイモバイルでは、通信速度は「超高速」です。
「爆速」とも言われるくらい速いのです。
この事態に国(総務省)がようやく立ち上がり、格安スマホでもスピードが遅くならないようにすることをルール化しようとしています。
ここは素直に総務省に拍手を送りましょう!
格安スマホの通信速度が遅いことは偽りのない事実です。
雑誌「家電批評」でたびたび通信速度の計測が行われていますが、格安スマホで速いのはUQモバイルとワイモバイルの2社だけです。
この2社はそれぞれ、auおよびソフトバンクと資本関係にあります。
それで、特別に優遇されているんじゃないかと格安スマホ各社は思っているわけです。
特に朝の通勤時、昼休み時、夜といった多くの人が集中して使う時間に遅くなります。
これは当たり前なのです。
インターネットって、データの総量が決まっているので、利用者全員で分け合って使うのです。
ですので、使う人が多くなるほど一人あたりの通信速度は低下していくのです。
マンションやアパートなどでみんながお風呂に入る時間帯には水の出が悪くなるのに似ています。
格安スマホを取り巻く環境はどんどん変わってきています。
これには国の頑張りがあります。
最初は、大手の料金を安くするようにしました。
これはあまり機能しませんでしたが、次は4年縛りが問題ありと言っています。
4年縛りとは、4年で端末代を支払う契約にして、2年後に新しい機種に乗り換えると機種代の残債が支払不要になるというサービスのことです。
このプランを使うと、永遠に他社に乗り換えられなくなり、競争が行われないところが問題とされ、これをやめるようにと指導しました。
その次には、中古端末もSIMフリーにできるようにするようになります。2019年の9月からは中古端末もSIMフリーにできるのです。
これでやっと、まともなスマホライフが送れるというものです。
格安スマホは、確実に明るくなっています。
まずは通信速度がグンと改善される見通しです。
早ければ9月に通信事業者へのルールに明記し、3ヶ月以内に実施しなければならないということなので、2018年年内にも格安スマホの通信速度が速くなる可能性があります。
楽しみです。
今はまだスマホユーザーの1割しか格安スマホを使っていないそうですが、もっと増えるといいですね!
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