スマホが遅いのは寿命?買い換えが必要かを判断する方法
スマホが遅いと感じるとき、いくつかの要因が考えられることは前回の記事で解説しました。
今回は、スマホの性能が足りないようだから、もう「買い替えた方がいい?」と判断するにはどうしたらよいか基準を考えましょう。
前に記事に書いたように、「スマホの再起動をした」「インターネットが遅いわけではなさそう」というときに、残る可能性は本体の性能が十分ではないということが可能性としてあります。
スマホは日々進化しています。機能拡張し常に新しいことができるようにiOSもアンドロイドも機能追加に余念がありません。
たとえば、アンドロイドは5.0で通知機能を大幅に刷新しました。それまでのアンドロイドの通知機能はあったもののの、アプリに実装されているものが少なかったのです。
ところが、アドロイド5.0で通知機能はもっと作りやすくなりましたので、たくさんのアプリが使うようになった結果、ロック画面に表示されてわかりやすくなりました。
たとえばこんな機能がどんどん追加されていきます。
進化しているのは、iOSやアンドロイドだけではないのです。
アプリもどんどん進化しています。位置情報と連携したり、SNSに送る機能を持っていたり、印刷できたり、決済できたり...
多彩な機能を持ちますし、デザイン性も高まっています。そんな魅力的なアプリに作り替えているので、機能的にどんどん膨らんでいるのです。
旧機種で新しいアプリに更新したり、新しいアプリをインストールすると、動作が重く感じたりするようになるのです。
こういった状態になってきたときには、スマホの買い換えを検討した方が良いでしょう。遅い状態で使っていると、本当にストレスがかかり、本来スマホとして使うべきことができないからです。
アンドロイドのスマホをお持ちで、スマホの購入から3年程度経過しているなら、ほぼ買い換えを検討した方が良い時期に来ていると思います。
購入時によほどスペックのよいスマホを買っていない限り、3年前のスマホでは今では性能不足です。
判断基準としては、次の3つがあります。これらの1つに該当すれば、他も同様の性能と想像されます。
・スマホの動作用メモリ(RAM)が1GBや512MBである
・スマホの記憶容量が8GBや4GBである
・アンドロイドのバージョンが4.x, 3.x, 2.xなどである
これらのスマホであれば、遅いのはスマホ本体の問題であって、買い換えを検討するのが無難です。
iPhoneであれば、iPhone4s以前の機種は買い換えを検討した方が良いでしょう。