スマホの通信量を大容量にする? 必要性の見極めの方法
ドコモ、au、ソフトバンクの3社は、9月に一斉に大容量の通信プランをはじめました。
大容量の通信プランとは、月間のデータ使用量が10GBを超えるプランです。
個人プランの場合で、月のデータ通信量が20GBで6,000円という価格設定ですが、
データ量を多く使う人は、この価格はかなり悩ましい価格設定です。
ある意味、携帯電話会社も上手というべきかもしれません。
なぜかと言えば、
5GB:5,000円
20GB:6,000円
という価格設定ですので、5GBの契約をしている人は1,000円払うことで4倍の20GBにできるからです。
データ通信量が足りないと嘆いている人にはかなりの朗報と言えるでしょう。
20GBも何に使うのでしょうか?
この量は、映画などの高画質な動画を長時間見るような人に必要です。
たとえば、フールーやネットフリックス、アマゾンなどでは映画の配信をしていますが、これをスマホやタブレットで観ても、大容量の通信量になってしまいます。
だいたい、1時間見ると0.6GB〜1GB程度必要になります。20GBのデータ量ならば、20時間〜30数時間というところが目安になります。
このくらいの時間が見られることになりますので、それが自分の生活にとって必要であれば、20GBの契約も意味があるでしょうし、それでも足りなければ30GBなどを契約することになるでしょう。
このデータ量は、携帯電話会社の通信を使ったときだけ加算されます。
もし、自宅にあるWi-Fiやセブンイレブンなどの無料のWi-Fi、あるいは大手携帯電話を利用する人ならドコモやau、ソフトバンクが提供する無料のWi-Fiを利用しているときはこのデータ量に含まれません。
自宅にWi-Fiがあって、映画を自宅で見る人はたくさんのデータ通信量は必要ありませんので、ムダに大容量の契約をしないようにしましょう。
また、ほかにもアマゾンビデオやアップルの映画サービスなどで映画のデータをダウンロードできます。
ダウンロードして端末の中にあるデータを再生する場合、再生時に通信量は発生しません。ですから、ダウンロードして再生するなら、データ通信量はたくさんは必要ないです。
ただ、映画をダウンロードするにもデータ通信量が必要ですので、Wi-Fiのあるときにダウンロードすることでデータ通信量を減らすことができます。
こうやって安い通信料で映画を観ることができます。
わかりましたでしょうか?
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