Wi-Fiルーターは自宅におすすめ?テザリングより優位な点
スマホには初期の頃からテザリング機能が付いていて、
パソコンやタブレットをスマホを経由してインターネットに接続させる
機能をいいます。
このとき、スマホのデータ通信量が消費されますので、
普段スマホの使用だけでは、スマホのデータ通信量が使い切れない人には
有効な使い道となります。
タブレットを携帯電話会社と契約したり、パソコン用にWi-Fiルーターを
使わなくても、それと同じようにインターネットの接続がができることが
最大のメリットです。
一方、そのテザリングに使う、スマホのデータ通信量上限は少なめに
する人が増えています。というのは、格安スマホが台頭してきたことと、
それに対抗するため携帯電話会社がデータ通信量が少ないプランを出してきたからです。
ある家電量販店で、格安スマホが売り上げの1割を占めるようになったとの
新聞報道がありました。
確かにこれだけ格安スマホのCMも多くなり、雑誌などでも特集が
組まれていると、格安スマホを選ぶ人もふているだろうなという気がします。
でも、まだ1割なのだと思うと少ない気がしましたが、これは家電量販店のケースです。
実際には、多くの格安スマホはネット経由で購入されている可能性が
高いですから、格安スマホの比率はもう少し高いのではないかと予想しています。
通話が多い人を除いて、格安スマホを選ぶことで、スマホ料金は減る人が
ほとんどだろうと思います。
多くの人は、自分が使いたいデータ通信量よりやや多めくらいの契約に
契約しているのではないかと思います。
テザリングでタブレットやパソコンをインターネットに接続すると、
予想以上にスマホのデータ通信量を使ってしまう恐れがあります。
その主たる悪者が「自動ダウンロード」なのです。
MacやWindowsでは、OSを更新するために修正バージョンなどを
ネットで頻繁に配布しています。
また、iPadやAndroidタブレットでも、アプリの自動更新や
OSのダウンロードが自動で行われます。
これらを自動でダウンロードしてきてしまうのです。
それぞれは小さくても結構な頻度で更新されますので、
それがスマホを経由したテザリングで行われると、
とてもデータ通信量を消費してしまいます。
ですから、これらを自動で行わない設定にしておくことが重要です。
ダウンロードする設定の中に「Wi-Fiのときだけ(自動ダウンロードする)」
といった設定もありますが、テザリングではこれもダメです。
テザリングは、iPadなどのタブレットから見たら「Wi-Fi」接続だからです。
この点には注意しましょう。
自宅のネットをテザリングで代用することはほぼ現実的ではないでしょう。
なぜかというと、使うデータ量にも依りますが、委託で動画を見たり、
最近はやりの音楽聴き放題を聴いたりするなら、
テザリングではすぐに使えるデータ量がなくなってしまうでしょう。
自宅で使うのであれば、テザリングではなくてWi-Fiルーターか
有線のネットを引きましょう。
Wi-Fiルーターの場合、データ通信量を無制限にできるのは、
WiMAXのギガ放題しかありません。
なぜWiMAXのルーターが良いのか、
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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