ヤマダのWindows10スマホは? 用途の見極めが重要
ヤマダ電機はEverypadというヤマダオリジナルのタブレットを
販売しています。
中身はAndroidのものとWindowsの2タイプです。
ここにEvery Phoneの名でWindow10スマホが加わりました。
国内では最速のWindows10スマホの売り出しです。
本体価格は39,800円とアンドロイドのスマホに比べても
格段に高いものではありません。
反対に、記憶容量が32GBと多めになっています。
メモリが2GBとWindows10 MObileの動作に十分かやや心配ですが、
使ってみたところはそこそこの動作スピードです。
今なら、ヤマダSIMとブルートゥースキーボードが付いてくるのが魅力です。
ヤマダSIMは通常3,000円しますが、それが無料で付くいてきます。
ただし、スマホとして使うためには、b-mobileと契約することが
必要です。月額は1GB 790円〜です。
このEvery Phoneの性能は悪くないです。
これで39,800円ならお買い得…と言えるものです。
液晶:720 × 1,280
記憶容量:32GB
メモリ容量:2GB
カメラ:1,300万画素(背面)、500万画素(前面)
重さ:138.6g
あくまでもハードウエアの性能を見た場合です。
しかし…
「パソコンはソフトなければタダの箱」
と、かつてソフトの少ないパソコンは使い物にならないため、
こう言われました。事実その通りです。
今まさに同じことが言えます。
「スマホはアプリなければタダの箱」
なのです。
Windows mobileは、アプリの数でiPhoneやアンドロイドスマホに
大きく遅れを取っています。
スマホは自分に便利なアプリを使ってこそ意味があるのです。
マイクロソフトが作ったWindows Mobileだからいい、
動くアプリがたくさんある、ということはないのです。
Windows Mobileだから、マイクロソフトオフィスが使えていいよね、
というのは昔はそうだったかもしれませんが、今となってはそれも
ウリではありません。
なぜって、iPhoneだってアンドロイドスマホだってマイクロソフト
オフィスドキュメントの作成や編集はできます。
オフィス365だって使えるのです。
だから、マイクロソフトオフィスが使えることは決してウリには
なりません。
反対に、アプリの絶対数が少ないWindowsスマホを選ぶ際には、
本当に自分がやりたいことをするためのアプリがあるか、
事前調査が欠かせません。
それで、少なくとも自分のやりたいことはできるということを確認
してから選択しないといけません。
アプリが少ないとユーザーは増えず、ユーザーが増えないとアプリも
開発されないということになり、悪循環に陥ります。
Windowsスマホはまだそういう見極めが難しい段階です。
ですので、今のところWindowsスマホをオススメする理由は
見つからないのです。