楽天のスマホは安い? お得だがベーシックプランは要注意
楽天モバイルは、格安スマホへの参入は最後発と言っても良いくらい
遅かったのです。その分、価格や楽天スーパーポイントの付与などで
差別化しています。
この楽天モバイル、安そうだけれど本当に問題ないの?
と心配している人もいるかと思います。
本当はどうなのか実態を見てみましょう。
解説の前に、格安スマホの仕組みを知っておく必要があります。
格安スマホは、大手の携帯電話会社から回線を借り受けてサービスを
提供しています。楽天モバイルはドコモ回線を利用してます。
回線を借りると、その回線をユーザーが利用するために、
SIMと呼ばれるカードをスマホに挿入します。
そうすることでドコモの電波が受信できるようになります。
では、ドコモのスマホと全く同じかというとそうではありません。
ドコモと楽天モバイルの間の契約のことなので詳しくはわからないのですが、
楽天モバイルのスマホがドコモの回線を使って利用できるデータ通信量や、
通信速度は楽天モバイルの利用者などによって変わってくると考えられます。
格安スマホや格安SIMは、出始めの頃でこそサービス内容の悪いプランが
ありました。速度そのものが低速なものがその主要なものでした。
ですが、今はそういうサービスは数が少なくなり、ほとんどLTEあるいは
4G回線を使ったものになっています。つまり、ドコモのスマホと同じ
回線スピードで使えるということです。
そうはいっても完全に同じわけではありません。楽天モバイルにはドコモから
分け与えられた回線の総量が決まっているようです。
楽天モバイルの会員が少ないうちは、ひとりあたりの回線に余裕があるので
高速に通信できますが、会員が増えるほどにひとりあたりの割り当ては減って
遅くなる可能性はあるのです。
ただ、これはどの携帯電話会社のサービスを利用しても同じです。
ドコモ本体にだって総容量は決まっていますから、ユーザーが増えるほどに
通信速度は低下する恐れはあります。
楽天のサービスでいいうと、通信量1GB以上のサービスはすべて高速通信が
使えますが、「ベーシックプラン」と書かれているプランは通信速度が
「200kbps」と低速なので注意してください。
「200kbps」となると、全体にインターネット接続スピードは遅いですし、
特に動画を見たり、音楽聴き放題を利用することは実質的にできないと
思った方が良いです。
動画も音楽も長い時間かかってデータ受信し、再生が始まったかと思うと
しばらくしてまた止まる、こんな繰り返しになります。
なぜこのプランを「ベーシック」と呼ぶのかわかりませんが、
このようなプランに1,250円払うなら、1,600円の「3.1GBプラン」の方が
何倍もいいのです。
ここだけは注意しましょう。
楽天のスマホは安い? お得だがベーシックプランは要注意関連ページ
- DMMモバイルの契約方法 業界最安値の魅力を更に生かす方法
- DMMモバイルの契約方法は、データ量のプランが多いだけに悩みますが、3GB以上では1GBあたりの単価が安いことと、一般的な使い方では十分な量であることから3GBをおすすめします。DMMモバイルの契約方法なら、業界最安値を更に生かす契約が大事です。
- スマホデビューのおすすめは? UQで無料お試しがいい理由
- スマホデビューのおすすめは?はじめて使うのでしたら、大手にしろ格安にしろ、契約する前に1円もかからずに15日間利用することができるTryUQモバイルを試してはいかがでしょうか?スマホデビューのおすすめは、まずは一度試しに使ってみることです。
- UQモバイルの評判2017 安くて速い!がイチオシのワケ
- UQモバイルの評判2017 ドコモやソフトバンクの回線より高速で、1日どの時間帯も高速に使える回線です。そして、コミコミプランなら端末が100円、月額1980円〜と安いのが魅力です。UQモバイルの評判2017は、速い・安い!です。
- スマホの機種のおすすめ(2017)は?バランスの良さが大事
- スマホの機種のおすすめ(2017)は?最近では液晶の解像度は1280x720が主流です。高解像度よりも動作メモリ2GB以上の方が性能には影響します。今後はおサイフケータイも大事になりそうです。スマホの機種のおすすめは高性能なことだけではありません。
- スマホの学割(2017) 格安に乗り換えた方が安くなる理由
- スマホの学割(2017)が各社より発表されました。最安で2980円などという金額が出ていますが、18歳未満、家族で乗り換え、自宅に光回線を引く、など条件が厳しく実質使えません。スマホの学割(2017)よりも、格安に乗り換える方が安くなります。
- スマホの端末が高い 国の方針で利用料金が上がった理由
- スマホの端末が高い!総務省の指導で0円端末の販売が禁止された結果、端末代金は上昇しています。本来月額料金を下げることが目的でしたが、かえって料金が上昇しています。スマホの端末が高いので、大手携帯電話から格安に乗り換えが進むでしょう。
- スマホの2017年 格安スマホの普及がますます普通になる
- スマホの2017年、格安スマホがますます普及して行くに違いありません。特に特定のアプリのデータ通信量がかからないプランが登場して割安感が増しています。スマホの2017年はより上手に格安を利用する人が増えるでしょう。
- ドコモのスマホが1,980円? 家族なしでは使用不可に注意
- ドコモのスマホが1,980円?このプランを利用するには、加入している家族とデータ通信量をシェアすることが必要です。つまり新規に契約する1,980円とは別に最低1,500円を払わないといけません。ドコモのスマホが1,980円というのは注意が必要です。
- フリーテルを店舗で契約する 格安スマホはますます身近に!
- フリーテルを店舗で契約する 格安スマホの出店攻勢がこれからますます加速し、身近な存在になっていくと期待されます。イオン、楽天、トーンモバイルも対応する店舗数を増やします。フリーテルがお店で契約できるようになり、格安スマホはこれからも伸びるでしょう。
- スマホの端末が値上げ?良い機種を長く使う意識が大事
- スマホの端末が値上げ?国の指導により一括ゼロ円や高額キャッシュバックはなくなっていきます。これにより端末価格は上がりますが月々の料金が下がることが大事です。スマホの端末が値上げになっても、良い機種を長く使うことでトータルで安くしましょう。