iPhoneが高いのは本体 端末価格より支払い総額が大事
iPhone6sが発売されました。
今回は3Dタッチという新しい機能が搭載されています。
テレビCMでも「たったこれだけ」という内容で宣伝しています。
iPhoneの画面を押す強さによって、操作を変えることができるので、
これまでよりも同じことが少ない操作でできるということです。
それよりも私は増強されたメモリの方が役に立つと思います。
スマホの動作スピードは、ある一定条件ではメモリが多い方が
高速に動作します。
ある一定量を超えると速くなるスピードに限界はあるのですが、
概していえば動作スピードは速くなるのです。
iPhone6sでは従来の2倍のメモリが搭載されていることが明らかに
なっています。これによって、アプリをたくさん動かすなど
従来ならメモリ不足になって動作スピードが低下していたところが、
iPhone6sではそうならず高速に動作することが期待できます。
そういう意味で、3Dタッチ以上にメモリ2倍の方が価値があります。
メモリは非常に効果ですから、これが2倍搭載されて
高速に動作するというだけで、十分に価値があります。
それがiPhone6と同程度の価格で買えるのですから、かなりお得です。
とはいえ、それでも10万ほどする端末です。
アンドロイドの格安スマホであれば、安いものなら2万円、
高級モデルを買っても5万円から7万円です。
その点では、iPhoneはまだまだ高いと言えるでしょう。
そのiPhone6sを安く買うにはどうしたらよいでしょうか?
残念ながら、安く買う魔法はありません。
アップルストアで買おうとしたら、iPhone6s 64GBという売れ筋と
思われるモデルで、98,800円です。
高いですが、アップルストアは分割払いが可能です。
単純に24回払いにすると4,000円強になります。
一方、大手の携帯電話会社でiPhoneを利用する場合はどうでしょうか?
iPhoneの端末価格だけでいうなら、iPhone6s 64GBで
月額1,600円ほど、24回分で4万円弱とアップルストアの半額以下です。
端末価格だけなら、大手の電話会社で契約した方が良いですね。
大手の携帯電話会社では、本体価格は安く見えます。
その代わり、通話料金とデータ通信料金はかなり割高になっています。
通話し放題が月2,700円もかかることや、データ通信量も2GBで
3,500円、5GBなら5,000円も必要です。
つまり、月々安くても6,500円はかかります。
これに端末代金の1,600円が加わり8,000円を超える金額です。
アップルストアで買ったiPhoneなら、SIMフリーモデルですので
格安SIMが使えます。
この場合は、3GBで1,600円程度です。本体の支払いが月額4,500円としても、
月の支払いは6,000円強です。
約2,000円の違いがあります。
通話した場合、通話料金がこれに加算されるので注意が必要です。
端末価格だけに惑わされず、総額で考えることが重要です。
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