データシェア、auは贈与方式 速度制限は個人単位がメリット

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データシェア、auは贈与方式 速度制限は個人単位がメリット

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■通信量をシェアすると何がいいことがあるでしょうか?

データ通信量をシェアするということはどういうことでしょうか?
データ通信量には、1ヶ月に使うことのできる量に上限がありますが、
上限までキレイに使い切るということはなかなかできません。

キレイに使い切ることは不可能と言っても良いと思います。
というのは、その上限を超えてしまうと、その先には「速度制限」という
厳しい制裁措置が待っているからです。

制裁措置というと大げさかもしれませんが、上限を超えた瞬間から
スマホのインターネット速度は大幅に低速になり、実用性が大幅に
ダウンしてしまうからです。

しかも、スマホではどれだけの通信量がかかるかというのが、
なかなか予想しづらいのです。

スマホを買ったときのまま使っていると、自動的にスマホを更新する
機能が働いて、更新用のファイルをダウンロードしたり、アプリを
最新の状態にしてくれるので、予想外にデータ量を使うことがあります。

また、これ以外にもアプリ自身がバックグラウンドでデータのやりとりを
するなど、データ量をどのくらい使うかはほとんど予想ができません。

ですので、データ通信量をキレイに使い切ることはできず、
多くの場合かなり余らせてしまうことの方が多いのが実情です。

一方で、動画を観ることの多い高校生などでは、データ通信量が
足りないということも良く発生します。

こういった場合に、データ通信量のシェアは意味があります。
余らしてしまう分を、契約分を超えてしまう家族にあげられるという
ことなのです。

仮に4人家族で、お父さんとお母さんが2GBの小容量、高校生の息子が7GB、
娘が5GBだとします。

お父さんとお母さんは1GB程度しか使わないとすると、二人で2GBも
余ることになります。
実際自宅でWi-Fiを使える人は、1GBも使わない人は結構いるのです。

この余った2GBを息子にシェアすると、息子は契約を7GBから5GBにしても
実質的に同じデータ量を使うことができます。

もちろん、お父さんとお母さんがたくさん遣う月があればそれほどまでは
使えませんが、反対に少ししか使っていなければ、息子はたくさん使えるのです。

データ通信量を上手に使うという意味ではとても有効なのです。

■通信量をシェアするにはシェアする人を登録することから始める

auでデータ通信量の余りを家族とシェアするためには、まずシェアする相手を
携帯電話会社に登録することが必要です。

家族割で電話料金が無料になったり、まとめて支払いをするのと同じように、
まず通信量をシェアする相手を電話会社に申請しなければならないのです。
これによってデータ通信量をシェアする仲間が決まります。

そしたら、あとはシェアするのみです。
データ通信量を0.5GB単位で贈ることができます。

この方式の一番のメリットは、
「速度制限にかかるかどうかは、それぞれの人の使用量が上限を超えたときです。」

これって、当たり前のように思いますが、格安SIMなどで大容量のデータを
家族でシェアする場合、個人ごとの容量が決まっていないので、全体の容量を
超えると全員が「速度制限」になってしまうことです。

「贈る」というのは面倒くさい行為ですが、反面このようなメリットもあるのです。
これがauのデータ通信量を家族で上手に使う方法なのです。


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