dマガジンの評判 雑誌の読み放題では一人勝ちの可能性大

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注:本文中の料金は、税込みの記載があるものを除いていずれも税別です。

■ 雑誌が売れなくなってきているのは、電子書籍の普及のせい

雑誌の売り上げがどんどんと減っているんだそうです。休刊や廃刊も増えています。

理由の一つは、電子書籍の普及です。

雑誌の電子書籍はいくつかあって、最近テレビCMでもやっている「ドコモのdマガジン」が最も古くからやっています。

月額400円で160誌が読めるというのが最大の魅力です。これに対抗する「タブホ」や「楽天マガジン」もありますが、

やはり、ドコモ専用サービスとしていた時代から、ドコモの契約と同時に無料お試しとして登録されたためか、

dマガジンが会員数でも先行しているようです。

なんといってもバランス良く主要な雑誌を抑えている点が評価できます。やはりドコモブランドの力でしょう。

このため、タブホや楽天マガジンは対象の雑誌数で対抗していますが、実質的な対象誌で比較しても

ドコモのdマガジンが非常に読み応えがある内容になっています。

このままドコモのdマガジンは一人勝ちを続けていくと思います。

■ 期待したアマゾンアンリミテッドは、読める雑誌数に限りあり

これらの雑誌読み放題サービスと異なる方法で読み放題を実現したのが、「アマゾンアンリミテッド」です。

アマゾンは電子書籍をたくさん抱えていることをウリに、書籍、雑誌の両方を読み放題にしたのです。ただし、月額は980円(税込)です。

※アマゾンはすべて税込み表示です。この点はとてもわかりやすくて良いです。

サービス開始直後は魅力的に見えたラインアップでしたが、しばらくして電子書籍を提供している出版社からクレームが多くなっていることが報道されました。

アマゾンが勝手にアマゾンアンリミテッドの対象作品を減らしているというのです。

理由はこうです。アマゾンアンリミテッドで読まれた書籍の分だけ、アマゾンは利用料を出版社に払いますが、

想定以上に利用されたために、このままではビジネスとして継続できないため、利用の多い有名書籍を対象から外したのです。

確かに、気がつくと私が読んでいた雑誌はキンドルアンリミテッドの対象から消えていました。

毎月買う雑誌のせめて1冊や2冊が対象なら、980円を払っても良いのですが、対象雑誌がなくなってくると魅力半減です。

■ アマゾンの電子書籍は出版社の発刊じゃない書籍も多く注意が必要

アマゾンアンリミテッドは、電子書籍なら何でも読めますので、雑誌が読めなくてもいいのでは?と思うかもしれませんが、

注意したいことがあります。

それは、アマゾンが売っている電子書籍には、出版社が本を出版したもの以外にも、個人が自分で書籍を書いたものが含まれていることです。

値段が100円程度や数百円と少額です。ページ数も数10ページと短いものが多いです。

こういったものがあたかも出版社が出している書籍と並んでいるのです。

アマゾンアンリミテッドの対象にはなっていてもこういう書籍で対象書籍数を稼いでいる側面もあります。

ですので、毎月980円(税込)の費用を払う価値があるかどうか、お試しの1ヶ月間でしっかり見極めましょう。

アマゾンアンリミテッドは、無料期間中に「更新しない」設定にしても1ヶ月間は使えますので、しっかり試すことができます。



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